本日の一品
合体型のノートPCバッテリー
(2013/1/9 06:00)
タブレットの流行でノートPCの肩身が狭くなってしまった2012年だったが、そんな2012年にも筆者はノートPCを購入している。20周年を迎えた「ThinkPad」だ。企業向けPCらしくアクセサリーが豊富。今までACアダプター以外の専用周辺機器を揃えるということはしたことがなかったが、買ってしまったものがある。
それは、「ThinkPad X230」に用意される、シートバッテリーと呼ばれる本体下に合体するバッテリーのこと。ThinkPad Xシリーズは今でもオプションのバッテリーが豊富で、本体装着タイプは大・中・小と3サイズ。使い方によって選べるのがうれしい。さらに本体底面に合体できるバッテリーまである。大バッテリーとシートバッテリーを足すと合計15セルにもなる。
このシートバッテリー、山の中のプラントで仕事をするエンジニアなど、電源のない場所で仕事をし続けないといけないビジネスマン向けらしいが、ワイルドに活用している動画を見て、どうしても欲しくなってしまったのだ。
このバッテリーは本体下に装着できるだけでなく、パソコン本体用のACアダプターがあればバッテリー単体でも充電できる。バッテリー残量メーターもついており、バッテリーを持ち出す前にPCを起動しなくても残量がわかるという便利なもの。
装着すると、当たり前だがノートPCの厚みが一気に増えてノートPCがデカくなる。しかし、そのぶん稼働時間も一気に増えるのだ。容量の小さいバッテリーを使っている場合、スリープの後などで10時間超えの表示が一瞬出ることもあるが、このバッテリーは違う。ガンガンに使っていても残り時間が10時間以上と表示される。
厚みを我慢して持ち歩いてみたが、バッテリーの持ちという別次元の安心感は他にないものだ。PCのバッテリーを気にすることが、全くなくなると言っていい。本体に装着しているバッテリーは出っ張りを考慮して中サイズの6セルにしているのだが、本体も大サイズにして最大バッテリーとして使ってみたかったと思っている。
この容量なら、もし電源のない場所でスマートフォンの充電池切れを起こしても、ノートPCから電源を供給できるかもしれない。PCが少し重くなるが、今までになかったバッテリーの安心感を活用していこうと思う。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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ThinkPad バッテリー 19+ (6セル/外付け) | レノボ | 1万3965円 |