本日の一品
近所のゲオでLEDを使ったネオンっぽいオーナメントを買ってしまった
2024年3月4日 00:00
20代~30代のころはインテリアに凝っていて、インテリア雑誌やオーディオ雑誌の投稿欄に何度も応募して掲載されたこともあった。しかし、かれこれここ10年はなぜかまったく興味をなくし、自室はガジェットの空箱や未開封のブツで埋まり、時々断捨離フリマなどを催して次に買うガジェットの置き場所を確保している有様だ。
ネットで見つけたワイヤレスイヤホンが収納できるスマートウォッチがゲオの店頭でも売られていると聞いて見に行った。久しぶりに訪れたゲオは、DVDやCDの棚は減って安眠枕やスマホ、オーディオ製品、大型テレビそしてそれ以外のガジェット系商品やお菓子まであって30分近く遊んでしまった。
そんなゲオで目的にイヤホン以外に何点かのガジェットをいくつか大人買いしてしまった。そのなかのひとつが、今回ご紹介する昔からネオンの定番商品である“LED ネオンオーナメント ON AIR”(以降:オンエアーオーナメント)だ。2178円というプライスは、昔の蛍光管のネオンサインを知ってる人には驚きかも。
オンエアーオーナメントは、一見するとネオン管を使ったオーナメントに限りなく近い雰囲気。省電力LEDライトのおかげでUSB電源(5V 1.5A)で簡単に動作する。本体には引き回しのしやすい細くてフレキシブルな2mのUSBケーブル(Type-A)が付属する。
LEDで光るチューブは、アクリルの溝に収められており文字はレガシーなネオン管のように1本のネオン管を立体的に考えて作るわけではないので“ON AIR”と作るなら最低でも5個のブロックに分離している。閉じたループの“O”は結線のために見えないように細く分割したり一筆描きでは面倒な“R”の文字なら2つのパーツに分割したりするなどで安価に作るのがコツのようだ。
封入するガスによって色が変化する伝統的なネオン管に対して、LEDのオンエアーオーナメントでは、LEDの色で最終的に発光するカラーを表現するのではるかに簡単に安く作り上げることができる。
今回のオンエアーオーナメントは、デスクトップ用のオーナメントなので壁面などに吊るすには、背面に何らかのフックなどを取り付ける必要があるだろう。今回はデスクトップオーナメントとして使ってみたが、南向きの明るいテラス側のリビングルームで使ってみても外の光を無視できるくらい明るく発光した。
オンエアーオーナメントと同じように、本体が光るデスクアクセサリーやお気に入りのフィギュアなどと並べてもなかなか楽しそうだった。オンエアーオーナメントを使用する時は、前述した通り昨今はどこにでもあまっていそうな5V 1.5A以上のUSB ACアダプターを使用すれば大丈夫だ。
壁面のACコンセントから電源供給を受けるだけなら、オンエアーオーナメントから生えている2mのUSBケーブルで長さは十分だろう。スペックの設計寿命が5000時間という前提なら、もし24時間動作させていると208日で寿命が尽きるので、半年少々で終わってしまう可能性が高い。
できればオンオフの操作のしやすさも考えて、ケーブルの中ほどにオンオフスイッチ付きのUSB延長ケーブルを挟めばかなり便利になりそうだ。必要な時にオンして後はオフしておくことも簡単だ。あいにく筆者の自宅にはジョークで買ってしまったこたつケーブルのような柄モノしかなかったので、もう少し地味で短いケーブルを買おうと考え中だ。
壁面のACコンセントが遠く離れている場合やケーブルの引き回しが隠せない場合、面倒な場合にはUSBモバイルバッテリーでの電源供給と発光もできる。オンエアーオーナメントの消費電力は5W程度なので、大きな容量のモバイルバッテリーを使えば10時間~20時間は使用できる可能性はあるのでそこそこ使えそうだ。
我が家でもオンエアーオーナメントの設置場所をいろいろ探して検討してみたが、最終的には寝室で就寝前の1~2時間に使っている。オンオフスイッチ付きのUSB延長ケーブルは極めて便利で役立っている。
オンエアーオーナメントを使い始めて、大昔に近所の東急ハンズ(現:ハンズ)で超高値で買った本物のネオン管を立体的に折り曲げて使ったアーティスティックな“浅瀬に立つフラミンゴ”が、ノイズを出しながら暖かく光る感覚を思い出した。次はまた少しレガシーだが、ノスタルジックな本物のネオン管で作ったオーナメントが欲しくなってきた。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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LED ネオンオーナメント ON AIR | - | 2178円 |