本日の一品

iPhone 13 miniを少しでも長く使っていくためにスタンド付の保護ケースを新調した

 iPhone 15の発表に伴い、これまで細々と継続販売されていたiPhone 13 miniがとうとう終息に至った。2世代続いたiPhoneの「mini」シリーズもこれで終了ということで、小型スマホを愛用する筆者としては悲しい限りだ。ひとまずは現在手元で使用中のiPhone 13 miniをできる限り延命する方策を講じなくてはならない。

iPhone 13 miniとの比較。カラーは今回紹介しているゴールド以外にも複数ある

 そうした事情もあり、久々に保護ケースを新調しようと探していて発見したのが、今回紹介するCSZENMENなる業者の保護ケースだ。背面に搭載したMagSafeのリングの付け根にヒンジが内蔵されており、立ててスタンドとして使えるのが特徴の製品だ。

 すでにご存じの方も多いように、このギミックを持ったスタンドは、iPhone 14/15シリーズ向けは数多く存在しているのだが、iPhone 13 mini向けのタイプは、筆者はこれまでお目にかかったことがない。すでに終息したiPhone 13 mini向けのケースが今後新規に企画されることはまずないはずで、かなりのレアアイテムと言える。

装着した状態。外周およびMagSafe部のゴールドが目立つ
MagSafeのリング部分にヒンジがついておりスタンドとして使える
立てた状態。iPhone 13 mini用のケースとしては珍しいギミックだ
横向きに立てることもできる。ただしこちらは角度調整の自由度が低い

 さて本製品のように自立できるスタンドを内蔵したケースは、外出先はもちろん、自宅のデスク上などでも、わざわざスタンドを用意する必要なく、着信や通知を待ち受けるのに重宝する。なにより本体を横向きだけではなく縦向きでも立てておけるのは、ひとつの大きなポイントだ。

横から見たところ。角から落下させた時の保護性能を高めるためか、端が厚くなっている

 最新のiOS 17では、画面を横向きにしてスマートディスプレイのように使えるスタンバイ機能が搭載されているが、着信や通知の待ち受けにはやはり縦向きが便利だし、また個人的な事情として、毎日プロ野球速報を表示しながら作業をしている筆者のようなユーザーにとっては、横向きでしか立てられないようだと使い物にならない。その点、本製品の構造であれば、縦向きでも横向きでも立てられて融通が利くというわけだ。

カメラ部の縁もかなり厚みがあり保護性能は高そうだ

 実売3000円台という安価な製品ゆえ、樹脂の接合部はザラザラしていたりと、価格相応な部分はあるが、米軍MIL規格にも準拠しているとのことで、耐衝撃性を考慮してか本体の上下はやや厚みがある設計になっているほか、ストラップホールも用意されているなど、保護ケースとしておさえるべき部分はきちんとおさえている。

ストラップホールが左右両側に用意されているのも珍しい

 スタンド部をスマホリングとして使うにはさすがに無理がある印象だが、必要に応じてMagSafeで吸着できるスマホリングやベルトを使い、使い勝手をさらに向上させることもできる。欠点があるとすれば、今回筆者が購入したゴールドは、やや色が派手すぎるということくらいだろうか。ともあれ少しでも長くiPhone 13 miniを使っていきたい筆者にとっては、よいパートナーとなってくれそうだ。

製品名発売元実売価格
iPhone 13 mini用クリアケースCSZENMEN3999円