本日の一品

壁面に貼り付けてスマホを置けるようにする「吸着シートスマホホルダー」

 自宅内ではどの部屋に行くにしても、つねにスマホを携行していなければ気が済まないという人は多いだろう。しかしその場合、行く先々でどこにスマホを置いたか分からなくなることもしばしばだ。また部屋によってはスマホを置くための手近なスペースがなく、不安定な場所に置かざるを得ない場合もあるかもしれない。

製品本体。左右2パーツから構成される

 今回紹介する「吸着シートスマホホルダー」は、キッチンや洗面所、お手洗いなど自宅内のあらゆる場所にスマホを置くための定位置を作り、スマホが自宅内で行方不明になるのを防いでくれるアイテムだ。

 使い方は、裏面の両面テープを使って壁面に貼り付けるだけ。これにより、スマホを置くためのスペースが確保しづらい場所であっても、スマホを手軽に置けるようになる。これならスマホをどこに置いたか分からなくなる事態も防げるし、無理な置き方をして落としたり踏んだりといった事故も防げる。

110円と安価なのがポイント。筆者はセリアで購入したがほかの100円ショップでも取り扱いはあるようだ
パーツはいずれもL字状。素材はポリスチレン
厚み約20mmまでのスマホなどをセットできる
幅は約40mm。スマホの設置は基本的に縦向きとなる
裏面の両面テープで壁やタイルなどに貼り付ける

 スマホを壁面に設置できるこのアタッチメント、同様のコンセプトを持った品は多数あるが、本製品は110円と格安なので、気軽に試せるのは大きな強み。耐荷重は2つあわせて500gあるので強度的にも十分だ。タッチスクリーンの部分は露出した状態になるので、装着したまま操作ができるのもよい。

 一方で、同種の製品によくあるマグネット式ではなく両面テープ式なので、いったん貼り付けると幅を調整できない点は要注意だ。家族で共用する場合、小さいスマホのサイズに合わせて貼り付けると大きいスマホがセットできないなどの事態が起こりうるので、事前によくシミュレーションしたほうがよい。

タイルに貼ったのち、上からスマホを差し込んでセットする
セットした状態。スマホを置く棚がない場所への設置にもってこいだ
幅はいちど貼り付けると変えられないので、複数のスマホを併用している場合などは注意
タッチ面全面がほぼ露出した状態にあるのでセットしたままの操作も容易だ

 また厚みについても、実際に測った限りでは厚みが20mmを超えるとセットできないので、ブックタイプなど厚みのあるスマホケースは対応しない可能性がある。このように注意すべき点はちょくちょくあるが、どんなところにでも手軽に置ける場所が作れるメリットは大きい。複数買ってあちこちの部屋に設置しておくと、より重宝する製品と言えそうだ。

製品名発売元実売価格
吸着シートスマホホルダーエルオー110円