本日の一品
一家に一台備えたい、持ち運び可能なポータブル電源
2022年2月8日 00:00
今年はじめ関東に降った大雪で、関東近縁の発電所の発電量がピークに達したというニュースを見て、我が家の非常持ち出し袋にひとつ、ポータブル電源を加えてみることにしました。
導入したのはAnkerの「Anker 521 Portable PowerStation」。電池容量は256Whと本格的な非常時電源に比べると少なめです。それでも筆者のiPhone 12 miniなら20回近く満充電が可能ですし、ケーキの箱くらいの大きさで約3.7kgと、非常時に弊宅の奥様や子どもでも持ち出せそうなコンパクトサイズである点が気に入りました。
充電口はUSB Type-AとTypeーCが合わせて×3のほか、通常のコンセントやシガーソケットなども備えています。充電したいものを接続すると、現在の出力量や、残り電池容量がどれくらいあるのかが備え付けのディスプレイに詳細に表示されるので、分かりやすくて良い感じに思えます。
また発売時の記事を読むと、同製品はリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、従来のポータブル電源よりも寿命が長く、3000回使用したあとも初期の容量の80%を維持できるといいます。本体には「PowerSaving」スイッチも備えおり、これをオンにしておくと未使用時に充電した電池量の減衰を抑えることができるようです。
ふつうのモバイルバッテリーと異なり、普段は出番があまりないポータブル電源だけに、いざ使用しようと思ったら充電量が減衰していて使えなかった、などの事態に陥ることは少なくて済みそうに思います。ちなみに本コーナーでも以前紹介していた同社のソーラー発電パネルにも対応しており、野外での充電も可能だそうです。両方備えておけば万全の態勢を整えられそうです。
日本全国を見舞った大雪や、各地で起きた大地震、きわめつけには海底火山の噴火と、災害は予告なく突然襲い来ます。一家に一台備える手軽なポータブル電源として、オススメできる一品です。
製品名 | 購入場所 | 価格 |
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Anker 521 Portable PowerStation | Amazon | 2万4800円(税込) |