本日の一品
特売されていたモバイルプリンター「PAPERANG」を秋葉原でゲットした
2020年3月16日 11:20
パソコン全盛期の昔から、POSレジスター用の感熱ロール紙を使うコンパクトなプリンターが大好きだ。何と言っても世界中のPOSレジスターで使われている感熱ロール紙なのでランニングコストが超安い。今回ご紹介するのは、感熱プリンター「PAPERANG」の初期モデルPAPERANG P-1(200dpi)だ。
現在、PAPERANGの主力機種はより解像度のアップした300dpiの最新モデル「PAPERANG P-2」だ。昨年末以来、筆者の周囲では、モノクロしかないが同じ感熱ロール紙を使ったキッズカメラが人気だ。我々は仲間数人と勝手に“レジプリカメラ”と命名して、お店でもらったレシートに2度印刷などして遊んでいる。
今回、通りかかった秋葉原のショップで偶然「PAPERANG P-1」を見つけてラッキーにも安価に購入できた。既にこの商品はお店では完売のようだが、Web通販のサイトなどでは、時々3000円~4000円で販売されているのをよく見かけるのでまだチャンスはあるはずだ。
200dpiのPAPERANG P-1を実際に家に持ち帰って、以前から愛用している300dpiのP-2モデルと同じ写真を印刷して比べてみた。確かに300dpiの最新上位モデルの方が、遠景のディテールやコントラストは少しアドバンテージがあるように見えるが、騒ぐほどの差ではないというのがパッと見の印象だ。
印刷クオリティよりも、初期のP-1モデルの方が本体サイズもよりコンパクトで丸っこくて可愛く、3分の1ほどの値段で買えるので、100dpiの差はあっても総合点ではPAPERANG P-1の方がベストバイ商品だろう。
前述したとおり、PAPERANGもデジプリカメラも使用する感熱ロール紙は、お店のPOSレジスターでレシート印刷に使っている世界標準の幅57㎜~58㎜の感熱ロール紙だ。ただ直径の大きなロール紙(直径30㎜以上)は本体に入り切らないので、リフィル感熱ロール紙を購入する時には少し注意が必要だ。
筆者はコクヨ社の「ハンディターミナル用 感熱ロールペーパー」をネット通販で安くまとめ買いして使っているが、ごく普通の長さ10㎝前後のプリントをするだけならランニングコストは1枚1円以下と極めてリーズナブルだ。カラー全盛の今の世の中でも、かえってモノクロディザの写真は味があるものだ。
PAPERANG P-1は、スマホに導入した専用アプリとPAPERANG P-1プリンターがBluetooth無線で連携して様々なコンテンツをプリントできる。写真から買い物メモ、ToDoやテンプレートを使った楽しいメモも可能だ。もちろんスマホで見て、後で別の目的で参照したいWEBサイトの画面プリントも簡単だ。
最初に手に入れたPAPERANG P-2でその辺りの標準アプリはもう遊び過ぎた筆者だが、実はこのプリンターの愛好者が集うコミュニティ(要アカウント登録)のことは今回PAPERANG P-1を買うまで全く気づかなかった。アプリの最下段の中央アイコンをタップするとそのコミュニティに入ることが出来る。
そこはPAPERANGプリンターで使えるフリーの画像コンテンツの山だ。迷路やカレンダー、ビジネス的に使えそうなメモテンプレート、センスの良いクリップアート等、ずっと見ていても全く飽きることが無い。もちろんあなた自身がクリップアートの提供者になることも可能だ。
気に入ったクリップアートはお気に入りに登録することも、その場でタップしてPAPERANGでプリントアウトして楽しむことも出来る。背面に糊の付いた感熱ロール紙を使えばますます用途は広がりそうだ。また各クリップアートのデータはスマホにもダウンロード出来るので、PAPERANG以外でもいろいろ活用できそうだ。
商品名 | 購入場所 | 価格 |
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PAPERANG P-1 | じゃんぱら | 2980円(税込) |