本日の一品
電力も見えるスマートWi-Fiプラグで理想の充電環境が整った!
2020年3月17日 06:00
スマートフォンから操作したり、オン・オフを自動化したりできるスマートWi-Fiプラグ。これまでも他社の製品は使っていたのだが、かゆいところに手が届かないというか、筆者がしたいと思っていたことがうまくできなかったりして、どうにも使いこなせているとは言えない状況だった。
そんなときに、+Styleから発売された「スマートWi-Fiプラグ」。これを使ってみたところ、最初に考えていたよりも高度に、しかも何の苦労もなくあっさり実現できたのだった。用途はコードレス掃除機の充電。充電が終わったら電力供給をカットする、という単純な使い方だ。
元々考えていたのは、充電器をつないだスマートWi-Fiプラグを手動でオンにした後、一定時間後に自動でプラグからの電力供給をオフにするという方法。一見簡単そう……というか、昔からある電源タイマーで実現できることなので、スマートなデバイスを使うまでもないはずなのだが、これまで使っていたスマートWi-Fiプラグはそれさえも不可だったのだ。
で、+StyleのスマートWi-Fiプラグはどうかというと、専用アプリで「自動設定」を作成することで、電源タイマー的な使い方が可能だ。ただし、プラグのボタンを押した(オン)後、次の動作(オフ)を実行するまでのタイマーが最長59分59秒なので、掃除機の充電が終わらないうちにオフになってしまう可能性がある。
これはどうしたものか……と思っていたのだが、このスマートWi-Fiプラグ、消費電力をリアルタイムで取得できる機能があることを思い出した。電力の値を元に何かを実行する、という自動設定ができるのだ。掃除機の充電器は一応過充電を防止するようにはなっているので、満充電状態になったら電力供給はほぼストップする。そのときの電力量の変化を捉えれば自動化できるだろう。
確認したところ、充電中は8W超、満充電時は0Wになることがわかったので、電力供給が十分に小さくなったらオフにする、という自動設定を作成。これで、プラグのボタンをオンにして充電を開始し、掃除機のバッテリーがフルになったらプラグ自体が勝手にオフになる、という動作を実現できた。
掃除機に過充電防止機構があるならわざわざオフにすることもないのでは、という話もある。けれども、充電完了後も掃除機のランプが光っていることから、わずかに電力供給され続けていることは間違いない。どこかのタイミングで補充電されているとすれば、バッテリーの劣化がどんどん進んでしまう可能性もある。
まあ、充電が終わっているのにランプが点きっぱなしというのが、なんとなく気持ち悪いという感覚的なところが大きいのだけれど、これですっきりとした気持ちで掃除機を充電できるのがうれしい。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
---|---|---|
スマートWi-Fiプラグ | +Style | 2680円 |