本日の一品
ペンケースに入るHelixの「30cm定規」を買った!
2019年12月2日 06:00
小学生からオフィスで働く大人まで、きっとみんなが使う一番多い定規は、小学校から使い慣れた30㎝定規だろう。コレクターでは無い筆者だが、街で見かけた面白そうな30cm定規を毎回買い続けていたら、いつの間にか引き出しの中はあっちもこっちも30cm定規でいっぱいになってしまった。
今回も、よく行く近所の文具屋さんで、半分に折り畳めるステンレススチール製の30cm定規を買ってしまった。メーカーは英国のヘリックス社だ。製品の英語名は「Folding 30cm/12in Metal RULE」。
昨今はスマホ業界の方で先に有名になってしまった「Folding」(折り曲げ)機能を持った製品だが、こっちは税込み918円と良心的な安心価格だ。
折り曲げは30cmステンレス定規のちょうど真ん中である15㎝のところにヒンジを取り付けて折り畳める構造としている。定規の背面はNON-SLIPと言うアドバンテージを打ち出しているように、薄いコルク材が貼り付けられており、デスクの上や紙の上で使用する時に、滑りすぎない構造を採用している。
30cmはキッチリと12インチなのだが、当然のように国内で販売されている30cm定規でセンチメートル目盛りの反対側にインチ目盛りを併記している定規はほとんど見当たらない。
昨今のスマホやタブレット、モニター装置などは今もインチ表示が一般的なので、海外製のcm/inch両表示の定規は様々なシーンで極めて重宝することが多い。
しかし、海外製の30cm/12inch定規の殆んどは、日本国内で販売されている30cm定規のように定規の全長がキッチリと30㎝になっているものは少なく、始まりの「0」(ゼロ)位置と終端の「30」位置の外側に多少の余白のあるものが多い。
国内では、これを「定規」と「ものさし」という呼び方の違いで説明するのが一般的だが、そういう意味では国内で販売されている“30cm定規”は“定規機能も付属した”「30cmものさし」と呼ぶのが正しいのかもしれない。
国内では古くから反物や紐の長さを測るのに、ものさしを使って測っていた印象があるが、海外では30cm(12インチ)以上の長さのモノを測る時に定規を複数回当てて測定する一般的な習慣が無いのかもしれない。
今回ご紹介する“折り曲げられる定規”もそういう観点から見ると明快に、長さを意識しながら線を引く道具である“定規”だ。しかし定規を折り畳むという多少の無理があるのか、引き出しに入っていた幾つかの他の30cm定規と比べてみたところ、いずれも全長30cmで1mm弱の誤差があるようだった。
しかしこれもインチ表示で見るなら極めて些細な誤差となってしまいそうだ。ものさしとして30cmで1mm以下の誤差を問題視するか、折り畳めてペンケースにも楽々入るサイズの定規として評価するか。優柔不断な筆者は、折り畳めてペンケースにも入る定規みたいなものさしとして毎日持ち歩いている。
商品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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30㎝折り畳み定規(Folding 30cm/12inch Metal RULE) | 上野エキナカショップ ANGERS | 918円 |