本日の一品

首から下げられる、ミントタブレットサイズのメモ帳

 筆者の物忘れのひどさには定評があります。なので、大事なことはメモを取るようにしています。今はスマホを常に携帯しているので、便利なアプリ経由でメモを取ってクラウド上にup……とできれば良かったのですが、どんなツールも使う者しだい。話している最中に「あとでスマホにメモしとこう」と思ったが最後、あとで取り出した際には何をメモするんだっけと忘れている始末。あまつさえ、あとでメモを取ろうと思ったことすら忘れたりします。

リュウドの「Thinking Power ポケッティア」。専用ケースと極小ツバメノートのセットです

 思いついたときにパッと取り出してシュッとメモを取るという点において、やはり「紙とペン」には一日の、どころか百日くらいの長があると言って過言ではありません。というわけで、こんなものを導入してみました。首から下げられる最小のメモ帳、リュウドの「Thinking Power ポケッティア」です。

大きさの比較。ミントタブレットサイズと名打たれてはいますが、ほぼ親指サイズです

 製品を発見したとき「リュウドって、携帯電話関連製品の製造・販売をしている、あのリュウド?」と最初は疑問に思ったのですが、本製品は「Thinking Power Project」という企画の関連商品とのこと。同プロジェクトは「自分専用のツバメノートを作って常に最大限のThinking Powerを引き出すことを目的とする」という高尚かつ私的な願望に基づくものらしいです。詳しくは公式サイトをご覧ください。

小さいながら書き味は抜群。1ページごとに切り離しできるので、備忘録的に用いることもできます

 ともあれこのポケッティア、ミントタブレットサイズのツバメノートと、これを首から下げるための専用ホルダーのセット商品です。極小のツバメノートは、可愛らしさもさることながら書き味も抜群。もちろん会議の議事録を取る用途には全く向きませんが、ちょっとした要件をメモっておくだけなら十分事足ります。

こんな感じで胸元に下げて使用します。日によってお気に入り筆記具と組み合わせる楽しみもあります。この日はジェットストリームと合わせてみました。

 革製ホルダーは、革への刻印も凛々しく、見た目もイケていると思います。ネックレスの紐部分にクリップを引っ掛けて持ち運ぶペンも含めてのアクセサリー感があるので、「今日はLAMYのローラーボールにしよう」とか「今日はゼブラのブレンにしよう」等、日々のコーディネイトを楽しむことができると思います。

極小ノートはこのようにセットで販売されています。生産停止になるのが怖いので、つい大量に買い込んでしまいました

 惜しいというか危惧を感じるのは、同ホルダーが上述の極小ツバメノートほぼ専用で、他のミニサイズのメモ帳やUSBメモリなどを入れる余地がほとんどない点です。もしこのノートの生産が終了してしまったら、単なるホルダーになってしまうため、予備のノートを大量に買い込んでしまいました。おかげで当分は楽しめそうな同製品、文具好きには間違いなくオススメの一品です。

製品名購入場所価格
Thinking Power ポケッティアAmazon1870円(税込)
Thinking Power Notebook(5冊セット)Amazon840円(税込)