本日の一品

スマートディスプレイから映像を見られる監視カメラ

買ったのはTP-Linkの「KASAカメラ KC100」

 スマートディスプレイ(画面付きのスマートスピーカー)は便利だが、しばらくすると飽きもあってあまり使わなくなってきたところ。しかも天気や時刻が表示されているので、通常のスマートスピーカーよりも声をかけることが少なくなくなる。

 そんなときに、音声操作でカメラ映像をすぐ表示できるカメラがあると知り、約6000円と手軽なのでさっそく導入してみた。

TP-Linkの「KASAカメラ KC100」の箱

 KASAカメラ KC100は130度の画角を持ち、1080pの解像度を持つ。TP-Linkのアプリで登録し、Wi-Fiに接続設定をすればすぐに使える。クラウドサーバーを経由するタイプなので、セキュリティ低下の恐れもある外からネットワーク内にアクセスできる設定をする必要がなく、外出先で映像を見ることも難しくない。

ACアダプターと長いUSBケーブルが入っている
壁への取付用のアンカーとネジが入っている
説明はこれだけ。とりあえずアプリを使え……という程度のもの

 カメラ本体は非常にコンパクトながら、しっかりした高解像度画像が撮影可能。画角も130度と広めなので、監視範囲は広い。カメラ映像に変化があった場合にスマートフォンにアラートを送るようになっている。また、薄暗いときでも明るく撮影できるだけでなく、赤外線LEDを内蔵しているので、真っ暗になれば自動的に照射し暗闇でも監視できる。

登録がすんだ状態
カメラで監視中
真っ暗闇でもこのように赤外線ライトで映像を確認できる

 写真はおもちゃの家で実験してみた様子だが、近い場所から遠くまで鮮明に広い範囲を映し出すことができ、実際の部屋を写してもくっきりとした映像で様子を伺える。

 撮影している画像に変化があれば、アラートとしてスマートフォンアプリに通知がされるほか、前後の動画を見ることが可能。変化があった瞬間を含む動画は同時提供されるクラウドサービスに保存される。また、カメラ周囲の音声を聞いたり、カメラのスピーカーから周囲に呼びかけることもできる。

カメラ映像に変化があるとアラートが発せられ、スマートフォンに通知が出る
画像のなかで動作を判断する点を4点まで画面上で追加できる

 画像変化でアラートを出す場合は、チェックする範囲も指定できる。直線で囲んだ範囲は合計4つまで設定でき、ドアや窓に限って監視することも可能だ。

 そして、画面付きのスマートスピーカーにカメラ映像を映し出すこともできる。Amazon Echo Show 5ならAmazonのアプリからTP-Link Kasaのスキルを追加すると、カメラの名前を指定しておけばそぐに連動して動き出す。

「居間のカメラ」とした場合は「アレクサ、居間のカメラを見せて」と呼びかけると画面に表示される。終わるときは「アレクサ、終了して」で終了する。

 この機能はAmazonだけでなく、Googleのスマートスピーカーでも同様の設定をすれば表示する。玄関先や防犯的に重要な窓際などに設置できけば、セキュリティ的に心強いかもしれない。

Amazon Echo Show 5に映像を映してみた
製品名販売元購入価格
KASAカメラ KC100ティーピーリンクジャパン5980円
Amazonで購入