本日の一品
薄型三脚との組み合わせでスマホでの撮影にバリエーションを
2019年5月6日 06:00
ここ数年スマホのカメラ機能の発展は著しい。コンデジの出番がますます減る一方だ。しかし、スマホだと撮ることが難しい写真もある。例えばスローシャッター撮影。クルマのフロントライトやテールランプの赤い光が流れる夜景や、滝や波が溶けるように白いもやのように映っている写真などがそれだ。両方とも1秒以上のスローシャッターを使う必要があるのだが、多少の手振れ防止機能があっても手持ちではなかなかキレイな写真は撮れない。こういう場合は三脚を使うのが一般的。なのだが、気が向いたときにパッと撮れるのがスマホの良さ。それをスポイルするような余計なものを持ち歩くというのもちょっと無理がある。ということでスマホと持ち歩いても邪魔にならないサイズの三脚を探してみた。購入したのは、マンフロットから販売されている『ミニ三脚POCKET S』だ。
ダイキャスト1枚板の本体に折り畳み式の足が3本ついているだけというシンプルな構造。なおかつ足も薄い板状になっており折りたたむとほぼツライチとなる。厚みは足を畳んだ状態で8mmなのでそれほど分厚いという印象はない。カラー展開は6色と豊富で、筆者はブルーを選んだ。耐荷重量は約600g。もともとコンデジを対象にしただけにスマホと組み合わせるならば全く問題ない。スマホ例は三脚穴のあるケースを使う。
実際の装着方法だが、本体に標準的な三脚用ねじがついており、これをカメラ側にねじ込むことで固定される。三脚のフレームには端から端まで波型のレールが切ってあり、ねじはここにはめ込まれていて自由に移動可能なため、ねじ穴がカメラ(スマホ)側のどこに空いていても三脚はバランスよい位置に収めることができる仕掛けだ。
筆者は普段カメラ代わりに使っているスマホと専用カメラグリップのセットを選んだ。このカメラグリップはグリップ側にねじ穴が切ってあるのでここに装着する。中心からかなり端に寄っているのでねじの位置もそれに合わせてレールで移動させると、概ねバランスよく自立させることができた。必要な時は脚を広げて水平に置くこともできて便利だ。多少斜めの場所であっても脚の開き具合を調整すればスマホ自体は水平を維持できる。
グリップを付けてスマホ側が結構大柄になったこともあり、厚み8mmの三脚をつけっぱなしにしていてもそれほど違和感がない。そのままカバンのサイドポケットに放り込むことができる。ほとんど邪魔にもならないので、最近は通勤カバンにこのセットを入れっぱなしにしている。
この状態でマニュアルモードで露光時間を1秒以上に調整したうえでセルフタイマー機能と併用すれば、冒頭に書いたような長時間露光を使った写真を撮ることができる。本体側に三脚穴が開いているスマホはまず無いが、iPhone用周辺機器のカメラグリップなどでは似たような位置に三脚穴が開いているものが少なくないので、ちょっと凝った写真を撮ってみたい方には利用をお勧めしたい。もちろん自分を含めた記念写真を撮るのにも便利だと思う。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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ミニ三脚POCKET S(MP1-BU) | マンフロット | 3056円 |