本日の一品
大判システム手帳を「ファイルカバー」でセルフメイク
2019年3月28日 06:00
今更ながら紙のスケジューラーが便利だと思う機会が度々あり、4月からはスマホと紙を併用しようかと考えている。ただ一般的な手帳だとなんだかヒネリがないようにも思える。ということでタブレットサイズをイメージして自分用の「システム手帳」を作ることにした。そのために使用するのは今回ご紹介するファイルカバー、キングジムの「+Kraft」だ。
スマホとの併用やサイズなりの利点を考えると、スケジューラーはマンスリータイプの見開きが良い。一覧性を重視したのと会議しながら次の予定をスマホに打ち込むのがどうも苦手なので、ササっと手で書き込んだあとでスマホに要点だけ書きこむ使い方を想定したためでもある。
昨今は機能別に特化したシステムノートが各社から出ているのでノート1冊を選ぶのではなくそれらからの組み合わせを考えた。最初に選んだのはマンスリースケジューラーと5mm方眼ノートの組み合わせだ。判型はA5判。理由はスマホのカメラでのメモ撮りが一番効率よくできるサイズだから。椅子に座ったまま卓上に広げたノート1ページ分を無理なくカメラに収めることができる。
アナログノートは好き勝手に書けるのが長所だがその現物が手元になければ使えないという短所も併せ持つ。そこをカバーするため必要なページは撮影してスマホに収める。アナログの自由度とデジタルの携帯性をカメラで繋ぐのが筆者の使い方のポイントといえるかもしれない。
「+Kraft」最大の特徴は素材。「ウォッシャブルクラフトペーパー」という、水に濡れても破れにくい特徴を持つが、紙なので手擦れなどによる経年変化も楽しめる。リング部分のような「骨」がない分薄いが、中身となるノートは左右のポケットに1冊ずつ表紙を挟んで収納可能。また右のポケットはクリア素材のハーフポケットにもなっており、リーガルパッドを収納することもできる。左側の耳には名刺サイズのポケットがある。名刺の予備を入れるのに最適だ。細かいところでは、革製の紐状しおりが上部に縫い付けられており、意外と便利だ。
筆者は万年筆を使うこともあり、インクの裏抜けが起きにくいツバメノートのフールス紙を使ったノートも併用している。アイデア出しの時などは方眼ノートにいろいろと鉛筆で書き込んでいくこともあるし、ノートの判型もA5縦もあれば横もある。その時その時に使うノートも自由に変えられる「ファイルカバー」はこういう使い方にも柔軟に対応してくれると言えよう。
自分は絵心がないのでできないが、紙素材の本製品はペンなどでイラストなどを直接書き込むことも可能だろう。筆者は手触りでこの素材を選んだが、いろいろな楽しみ方をする余地があると言えるだろう。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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クラフト ノートカバーA5 品番No.1991KF | キングジム | 1200円 |