本日の一品
寒くても暖かくてもこれ一着!――モバイルバッテリーであったかい「電熱ヒーターライトジャケット」
2018年12月18日 06:00
東京あたりだと、日中、日差しの降り注ぐ場所では少し歩いただけで汗ばんでしまうほど暖かいが、日が落ちると、ぐっと体感温度も下がり、厚着をしないと体が冷えてしまう。また、駅への道のりでは体が冷えるが、電車内では暑くなる。分厚い上着も、使い捨てカイロも、温度調節という点で融通が利かないのが困りものだ。
サンコーレアモノショップが販売している「電熱ヒーターライトジャケット」ならそんな悩みとおさらばできる。
ライトグレーのこのジャケットは、薄いキルティング素材で、スマートな見た目。しかし、背中の上部と首周り後部にヒーターが内蔵されている。モバイルバッテリーをつなげて、電源を入れれば、周りが寒くてもヒーターの熱で体を温めることができるのだ。
左胸部分にある電源ボタンは、長押しでヒーターのオン/オフを、短押しで高温/中温/低温を切り替えられる。サンコーレアモノショップの商品紹介ページによれば、高温でも約50度とのこと。熱源が44度で6時間以上肌と接触していると低温やけどを起こす可能性があると、一般社団法人 日本熱傷学会では注意喚起しているが、そもそも下に何も着ないでジャケットを羽織ることはないので、その点の心配は不要だろう。
持続時間は、4000mAhのモバイルバッテリーを使えば、高温で2時間、中温で3時間、低温で4時間とのことだ。実際はどうだろうか、と思い、バイクでのツーリング時に、MA-1の下に着用して使ってみた。
モバイルバッテリーには、「cheero Power Plus 3 13400mAh」を装着。低温だと13時間、つまり1日中バッテリーが保ちそうだが、この時期のツーリングは体が冷えるため、高温と低温を都度都度切り替えながらの使用になった。
9時に家を出発し、13時頃に1時間休憩。15時頃、目的地に到着し、2時間ほど滞在。走行時は高温に、休憩時は低温に、と切り替えながら常時ヒーターをオンにしていたところ、18時過ぎにバッテリーが空になってしまった。9時間ほど保ったことになる。ほぼスペック通りといったところか。
なお、電源となるモバイルバッテリーは、ジャケット内側にある専用のポケットに入れておく。以前レビューしたJ-ForceのMONALISAは、これのためにあるのではないかと思うほどぴったり。5mmという超薄型のため、シルエットを崩さないのがいい。次点は「cheero Power Plus DANBOARD version -Plate-」か。
気が利いているなぁと思ったのは、ケーブルのコネクター部を保護するキャップにリーシュが付いているところ。これならなくさずに済みそうだ。
ちなみに、電源ボタンは内側を向いているため、外からはわからない。「あの人、薄着なのに、さっそうと歩いているわね」と、この冬注目されること間違いなしだ。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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電熱ヒーターライトジャケット | サンコーレアモノショップ | 6980円(税込) |