ダンボールが開けられる油性マーカー「マッキーワーク」

　通販での購入が増えたこのご時世、ついに油性マーカーブランド「マッキー」にもダンボール開封の機能がついてしまった。

油性マーカーの部分は従来の安心感あるマーカー

　今回紹介する「マッキーワーク」は、ダンボールオープナー機能を備える油性マーカーだ。

先端が尖っていないので、万が一箱の中身に当たっても傷をつけることも少なさそう

　フタの部分に黄色い突起がある。これがオープナーである。刃はついておらず、耐久性に優れるというプラスチック素材が採用されている。

　オープナーの高さは約8mm。勢いよくオープナーを使用したとしても、開封時に箱の中身に当たることもないだろう。

刃はついていないが、テープ部分に突き刺さして割くことができる

　購入後、何度かダンボールの開封時に使用してみたところ、プラスチック製のオープナーでもスムーズに開けられる。オープナーをブスッと刺し、ズババとマッキーを移動させながらテープを割いて開ける作業はむしろ楽しい。もっと開けさせて欲しいとすら思う。

宛名はマーカー部分で塗りつぶせるので、開封して捨てるまでがスムーズ

　マッキーと一体化していることで、「届いた荷物の開封」→「送付状にある自宅住所を塗りつぶす」→「ダンボールを廃棄する」という流れがスムーズに進められる。

　また刃物を持ち込めない場所、置いておきたくない場所でも便利だろう。油性マーカーは、引っ越しの時など届いた荷物の仕分けにも役立ちそう。

　ちなみにマッキーワークのインクが切れたら、普通のマッキーにマッキーワークのフタを付け替えればいいのではとセコいことを考えて試してみたが、互換性はないようだ。はまらないことはないが、はまった時のカチッという音もなく、なにかの拍子にすぐにはずれてしまう。

　逆のマッキーワークに普通のマッキーのフタを使うことは、まったくサイズが異なっているため、だめだった。価格もお手頃だし、もしもマッキーワークのインクが切れたら、また新しいマッキーワークを購入していただきたい。