本日の一品
モバイルながら強度重視、キーホルダーに装着可能なLightningケーブル
2018年10月16日 06:00
外出先での利用を前提に、充電用のLightningケーブルを持ち歩くというニーズは数多く存在する。リールの採用で巻き取りに対応したケーブルのほか、10cmや20cmのショートタイプ、さらにまとめやすいフラットケーブルなど、持ち歩きやすくするためのアプローチは各社さまざまだ。
今回紹介する「Lightningキーリング巻取ケーブル」もそのひとつで、持ち歩くことを前提に、キーホルダーに取り付けられる機構を備えた製品だ。
本製品の特徴として、細身のケーブルやフラットケーブルなどではなく、一般的なLightningケーブルの外側をナイロンの被覆で覆った、強度重視の構造であることが挙げられる。
一般的に、持ち歩きを重視した製品は、強度があまり考慮されておらず、早い時期に断線してしまうことが少なくない。本来なら頻繁に抜き差しすることから強度が求められるところ、コンパクトに巻き取るというモバイル優先設計のせいで、強度が二の次になってしまっているというわけだ。被覆を強化したこのケーブルであれば、そうした問題は起こりにくい。
一方でネックとなるのが、収納がやや面倒なことだ。本製品を使うに当たっては、キーホルダーに取り付けるためのキャップ部から抜いた上で、リールに相当するパーツからケーブルを取り外す必要があり、軽く引っ張るだけで自動的に巻き取れるようなギミックはない。ケーブルを使っては片付けるというサイクルを毎日繰り返す場合、わずらわしく感じることもあるだろう。
また、Amazonの製品ページでは長さは1mとなっているが、これは誤表記で、実際の製品は30cmしかない。前述のように強度重視の設計であるため、ケーブルの径はごく一般的な太さであることが理由だが、ケーブルを巻きつけるためのリールにあたるパーツが大柄なこともあり、長さの割に決してコンパクトとは言えない。
したがって、本製品の用途としては、耐久性がなによりも重要で、かつ利用頻度がそれほど高くない用途、つまり非常用として持ち歩き、いざという時に使う、そんな用途に適していると考えられる。筆者はバッグ内のフックに取り付けて持ち歩いているが、キーホルダーに取り付けて常時ポケットの中に入れておくよりは、こちらのほうが使い勝手がよい。そうしたニーズに合った製品を探している人におすすめだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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WH-CKRM-1WH | ライテック | 1952円 |