てっぱんアプリ!

山登りする人も、そうでない人も携帯しておきたい熊避けアプリ「BowBear」
2025年9月26日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
近年、全国で熊の目撃情報が頻発しており、山中だけでなく街中にまで現れることも珍しくない。ハイキングやキャンプなど、アウトドアレジャーに出かけるときはもちろん、出没情報のあった地域では日常的にも、何らかの予防策をとっておきたいところ。そこでおすすめしたいアプリが「BowBear」だ。
お出かけ前には地図で熊出没スポットをチェック
「BowBear」は、熊の出没対策に使えるアプリ。「熊出没スポットCHECK」と「猟犬の咆哮サウンド」という2つの機能があり、それぞれ大きなボタンをタップするだけで使えるシンプルなつくりだ。大まかには、前者がアウトドアに出かける前に使う機能、後者が山登りなどレジャーの最中に使う機能となる。
1つ目の「熊出没スポットCHECK」機能は、熊が出没したスポットを地図上で確認できるもの。熊アイコンのあるところが、ユーザーが熊を目撃したという報告のあった場所で、この地図をチェックしておけば目的地周辺の危険性の高さをあらかじめ知ることができる。
情報の登録日時も分かるようになっていて、ごく最近の情報なら実際に遭遇する確率は低くないため目的地を変更するなど慎重に判断したい。一般のユーザーが登録した情報をもとにしているので参考情報に過ぎないが、事前に意識を高めておいて損はないだろう。
生々しい狩猟サウンドで熊避けも狙える
もう1つの「猟犬の咆哮サウンド」は、熊避けを目的とした音声再生機能。ボタンをタップすると猟犬の鳴き声や銃声などが響く生々しいサウンドが再生され、熊の接近を防ぐ効果を狙えるようだ。再生時間は1分、5分、10分、連続再生(時間制限なし)の4段階で指定可能となっている。
Androidスマホならホーム画面やほかのアプリに切り替えても再生し続けられるが、iOSでは本アプリを表示している間だけの再生となる。熊避けの鈴の音は餌付けされた熊には効果が薄いとの説があるものの、安全を考えて鈴と本アプリのサウンドの両方を用意しつつ、熊出没スポットもしっかり確認して、備えを万全にしておきたい。





