てっぱんアプリ!
「声だけでLINE送信」。Google アシスタントと連携して気軽にオンライン帰省しよう
2020年8月14日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: LINE
開発者: LINE Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 11.0 以降、Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: iOS Android
メッセージアプリの「LINE」が、Google アシスタントと連携できるようになったことをご存じだろうか。声だけで送りたい相手にメッセージを届けられるこの仕組みを使って、仕事上のやりとりを簡単にしたり、今はまだ会いに行くのが難しい実家への“オンライン帰省”などにつなげてみてはいかがだろう。
まずは友だちの情報をアドレス帳に登録。削除はいつでも可
テキストメッセージや音声・ビデオチャットが可能な「LINE」が、音声アシスタント機能である「Google アシスタント」と連携できる機能を2020年3月にリリースしている。これは、スマートフォンのGoogle アシスタントから直接LINEを使って、指定した相手にメッセージを送ることができるというもの。友だちの一覧などからいちいち選ぶことなく、音声入力だけですぐに用件を伝えられるのがポイントだ。
Google アシスタントと連携するには、最初にLINEアプリで設定が必要になる。LINEの設定画面を開き、「Google アシスタント」の項目で「LINE友だちを連絡先に追加」にチェックを入れておく。こうすることで、端末のアドレス帳にLINE友だちの情報が追加され、Google アシスタントが友だちの名前をメッセージ送信先として認識できるようになる。
他の電話番号なども含まれるアドレス帳にLINEの友だち情報が追加されると混乱の元になってしまう、と感じる人もいるかもしれないが、後で「LINE友だちを連絡先に追加」のチェックを外せば友だちの情報だけが一発でアドレス帳から削除されるので、安心して試せるはずだ。
名前でも、代名詞でも、簡単に声だけで送信できる
以上の準備が完了したら、音声や端末キー・画面操作でGoogle アシスタントを呼び出し、「山田太郎さんにLINEして」などと話しかける。相手の名前がアドレス帳のなかで固有のものであれば、あとはメッセージしたい内容を続けて音声・テキスト入力し、「送信」と音声命令するか「確認」のボタンを押すだけで実際にメッセージが送信される。
なお、送信先として指定するときの相手の名前は、「おじいちゃん」や「おばあちゃん」といったアドレス帳に登録されていない代名詞でもOK。たとえば「おばあちゃんにLINEして」と話しかけたときは、最初にその「おばあちゃん」が誰かをアドレス帳から指定する操作が必要になるが、以降はメッセージ内容をしゃべるだけですぐに送れる状態になる。
2020年の今年は帰省するのが難しい人も多いと思われる。でも実家の両親らとLINEでつながっているなら、Google アシスタントとの連携機能で軽くメッセージを送ってみて、そこから音声チャットやビデオチャットにつなげるなど、オンライン帰省のきっかけづくりに活用してみるのもアリだろう。