てっぱんアプリ!
![](/img/ktw/subcornerinfo/002/487/teppan.png)
「Adobe Photoshop Camera」で、なんでもない写真が便利な素材に化ける!?
2020年6月19日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Adobe Photoshop Camera
開発者: Adobe
価格: 無料
対応OS: iOS 12.0 以降、Android OS
カテゴリ: 写真・ビデオ
ダウンロード: iOS Android
ミーティング資料に写真を差し込みたいのに、自分の撮影したものだと見栄えがしない……。そんなときに使えるかもしれないのが、「Adobe Photoshop Camera」だ。“映え”を狙った写真を作れるとして人気急上昇中のカメラアプリだが、意外なことに仕事にも活躍してくれる。
曇り空でも一気に快晴で幻想的な風景に
「Adobe Photoshop Camera」は、パソコンのレタッチソフトなどとして知られるPhotoshopの高機能をスマートフォンのカメラに応用したアプリ。カメラに映している被写体に対してリアルタイムで加工を施し、仕上がりを目で確認しながらユニークな写真を撮影できるものだ。多様なエフェクトが「レンズ」として用意され、そのままでは見栄えのしない風景もあっという間に美しく幻想的な雰囲気に変えてくれたりする。
たとえば曇り空のパッとしない天気でも、空の部分だけを青空に差し替えてしまったり、昼なのに満天の星空が輝く風景に変えたりできる。エフェクトを合成・反映させる度合いを調整することも、明るさや色合いなどのパラメーターを自動または個別に変更して印象的な1枚に仕上げることも可能だ。もちろんその場で撮影した写真だけでなく、端末に保存している撮影済み写真にもエフェクトを加えることができる。
失敗したと思っていた写真が生まれ変わる可能性も
場合によっては元の写真とはまるっきり異なる見た目に変化するので、なんてことのない、きまぐれにシャッターを切った景色も、過去の失敗スナップショットも、活用しがいのある写真素材に化ける可能性がある。たとえば仕事の資料にインパクトを加えるべくオリジナルの写真を追加しようとしても、適した素材がそう簡単に都合良く見つかるわけではない。しかし本アプリを使えば元の写真の出来とは関係なしに、ユニークで印象的な1枚を作り出せるかもしれないのだ。
わざわざネットでフリー素材を探したり、レンタルフォトサービスでイメージに近い写真を購入したり……なんて手間・コストは、今後は減らせるかもしれない。用意されているエフェクトのパターンは多いとはいえ限られているので、いずれは「どこかで見た写真」と思われてしまう恐れもゼロではないが、手っ取り早く見栄えする写真が欲しいときには頼りになるツールだ。