スタパ齋藤の「スタパブログ」

 Peak Designの「SHELL」を買いました。メーカーの製品紹介ページはコチラにありますが、カメラを三脚に据えたまま使えるカメラカバーですな。同社の「Capture Camera Clip」シリーズ(ストラップにカメラを装着できるマウント)と併用することもできます。「Capture Camera Clip」のレビューはコチラに書きました。

 先日、トレッキングのとき、バックパックのショルダーストラップにミラーレスカメラを装着しました。カメラはオリンパスの「OM-D E-M1」ですが、前述の「Capture Camera Clip」を使ってショルダーストラップに装着し、そのまま歩きました。

 1時間ほど歩き、写真を撮ろうとしたら、カメラが砂埃だらけ。風が強めで砂埃が舞いがちな日だったんです。EVFの接眼部にも砂埃。オリンパスの OM-D E-M1は防塵・防滴・耐低温なので、まあ砂埃くらいなら払い落とせば問題ありません。でも、こういうコトが何度も続くとカメラ故障につながるかもしれませんし、それ以前にカメラが汚れるのはイヤ。というわけで、上記のSHELLを買ったんでした。

 SHELLはS/M/Lの3サイズがありますが、買ったのはSサイズ。早速使ってみたところ、オリンパスの「OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の組合せに対して「ちょうど」という感じでフィットしました。これならカメラに砂埃が付着するようなこともなさそうです。

 SHELLは、レンズ部とカメラ底部が露出するカメラカバー。素材は伸縮性があり、わりとタフで、若干の耐衝撃性もある感じ。カメラ本体を覆っている部分をめくり上げれば、そのまま撮影ができたりもします。

 また、開口部のコードを強く引けば、カメラやレンズの露出を最小限にすることができます。その状態なら、SHELLがカメラのソフトケースのように機能し、そのままバッグに入れても大丈夫そうです。

 ただ、速写ケース的な用途には、若干使いにくいかもしれません。カメラ機種やレンズ操作部にもよりますが、たとえば「OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の場合、ズーム操作を行うにはSHELLをかなりめくり上げる必要があります。不意にフォーカスリングをズラしてしまい、AFモード/MFモードが切り替わることも。頻繁に撮る場合、いったんカメラからSHELLを外したほうがいいかも、です。そして、移動時だけSHELLを装着、みたいな。

 ちなみに、SHELLは日本のAmazon.co.jpで買いました。Sサイズは5339円でした。ともあれ、いつの間にかAmazonがPeak Design製品を多数扱うようになっていてビックリ♪ AmazonのPeak Design製品一覧はコチラですが、Peak Design直販よりは高価です。でも、気軽に買えますネ。

オリンパスの「OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」にSHELLを装着した状態。レンズ部とカメラ底部が開口しているカメラカバーです。
SHELLを装着したまま撮影するときは、ファインダー周辺をめくり上げます。レンズ部を操作する場合は、さらにめくり上げる……より、SHELLを外すのが無難!?
うかちゃんはバックパックの中に入ってみたいニャ。ぼぼぼ、ぼくはバックパックの中にある猫缶とシーバとササミを食べるしお水も飲みます。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。