スタパ齋藤の「スタパブログ」

 久々にハンディGPSに対する興味がぶり返したので、ハンディGPSの今時的状況を調べてみました。そしたら! あらナンかイロイロと進化してる~♪

 以前に購入してイイ感じだったのは、GARMINの「Oregon 450TC」。画面上に地図表示もできる手のひらサイズのGPSマップです。買ったのは……2011年。もう5年前。そりゃ進化するハズですな。なお、「Oregon 450TC」のエントリはコチラにあります。

 新たに興味を持ったのは、同じく「Oregon」の最新機種「Oregon 650」。その日本地図入りのバージョンで「Oregon 650TCJ2」というのがありますが、結局、ソレを買いました。「Oregon 650TCJ2」のメーカー製品紹介ページはコチラです。

 細々した機能や仕様はメーカー製品紹介ページをご覧いただきたいのですが、上記の旧Oregonと最新型を比べると、操作性がグッと良くなり、表示も高速化されているようです。スマートフォンに近い感覚でマップを閲覧できます。

 前述のとおり、Oregon 650TCJ2には日本地図が入っていますが、具体的には「日本登山地形図(TOPO10M Plus)V3」です。これは「昭文社の山と高原地図をベースに国土地理院2万5千分の1地形図を追加収録」したという登山~トレッキング向けのマップ。登山道はもちろん、コースタイムや水場など各種情報が収録されている等高線入りの地図です。

 このテのハンディGPS、ワタクシの場合はそれ自体が好きでオモシロがって携帯しています。登山のために使うとなると、結局電池で動くハードウェアなので万が一のためを含めて予備電池は必須ですし、故障も有り得ます。本格的な登山に使う場合、ハンディGPSに加え、紙の地図とコンパスは必須でしょう。

 でも実用性は非常に高いと思います。多くの場所で「一発で現在位置がわかる」のはやっぱり凄いですな。また、「今いる場所」が明確にわかることは単純に愉快で、「なるほど現在ココを歩いているのか、ふーん♪」と楽しくなったりします。ログを取って、後でPCのマップ上で軌跡を辿るのもアレコレ参考になります。デジカメ機能もあるので、位置情報付き写真もこのハンディGPSで撮れたりします。

 あと、前の機種を使っていたとき、ちょっと助けられました。マウンテンバイクで丘陵地の森の中を走っていたんですが、途中で道に迷いました。道だと思って下っていたら、なんか道じゃなかったみたいで、戻れるかどうかも若干怪しい……みたいな。そこでハンディGPSを使ったらすぐに現在位置がわかり、道路まで出られそうな地形がわかって一安心しました。ちなみに、迷ったときの話はコチラ

 まあ、ハンディGPSを使わなくても、崖を避けて進めばそのうち道路に出られるような場所ではあったんですけどネ。でも、より広い丘陵だったらとか、山の中だったらとか考えると、こういうハンディGPSは頼もしい存在だなあとか思います。

GARMINの「Oregon 650TCJ2」。「日本登山地形図(TOPO10M Plus)V3」がメモリ内にインストールされた日本語モデルです。メーカー価格は税別9万9000円。
サイズは縦11.4×横6.1×厚さ3.3cmで、質量は209.8g。電池込みの実測質量は216gでした。タッチパネルで、スマートフォンのようなスムーズな操作感があります。
うかちゃんは動物的本能により迷いません。ぼぼぼ、ぼくも動物的本能で迷わないけど外に出たら怖くて動けなくなるから猫缶ください。ニャ。ニャニャニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。