発売前の最新ブギーボードを試用
2012年8月28日に発表されたキングジムの「Boogie Board JOT(ブギーボード ジョット) BB-4」。2012年9月20日に発売される予定だが、一足先にサンプルをイジる機会を得たので、その使用感などを少々。
全体的なコトから言うと、Boogie Boardシリーズのわりと完成形かもしれないですなコレ。本体は樹脂製だが、マットでメタリックな仕上げにチープ感はあまりない。本体色のブラック/レッド/ブルーもそれぞれイイ色ですな。イレースボタンやスタイラスホルダー、ストラップホール、それからイレースロックボタンなども位置も良好で、手早く使える。
ペンやペン先が細くなったことで、細かな書き込みも行いやすくなった。ペン関連で言えば、ペンを本体上部の穴に挿すと簡易スタンドとして機能し、自立させられる。便利に使えるシチュエーションが増えた。
電池交換できるようになったのもイイですな。まあ5万回書き換え可能なので、実際は電池交換しなくても実用的───毎日10回書き換えても13年以上電池が保つ計算になる。それ以前に10年以上このデバイスが活躍するのか? 的な。でも「電池を換えればいつまででも使える感」は所有したときの満足感を高めると思う。
個人的には裏面にマグネットを内蔵し、冷蔵庫などにペタリとくっつけておける点が便利。従来品でも別売マグネットを使えばできたことだが、俺的には最初から内蔵しているほうが都合がいいし、本体のデザインは冷蔵庫にもミョーにマッチする感じ。
で、メーカー価格は5980円。書いた内容をファイルに保存する機能はないが、きっと発売後の実勢価格は余裕で5000円切ってもしかしたら4000円切ったりも? とか予感したりなんかすると、コナレ度の高い製品ですな。
ただ、もしかしたら無理なのかもしれないが、やはり白地に黒とかで書きたいところ。単純に、暗めの場所でも読み書きしやすいと思うからだ。白地に黒で書けて、一瞬で消去できて、コイン電池1枚でずーっと使えたりするBoogie Boardが出てきたら、個人的にはそーとー喜んじゃう。期待したいところだ。