ド炎天下自転車で熱中症を鋭意防止

2010年7月28日 06:00

 今年ほど熱中症を強く意識したことはなかった拙者である。てのは、この季節の炎天下でサイクリングをたびたびするからだ。

 拙者の場合、スポーツ自転車での走行は、も~じつに多量の汗をかく。体が物理的に最強に熱くなるので、これを冷やそうと発汗するわけですな。そのままだと脱水状態へ。そしてサクッと熱中症へ。

 って、そんなに簡単に熱中症に? と思いがちだが、自転車である程度の速度にて走ってると、体が熱くなっているのを感じにくい。常に風を受けているので、何となく涼しく爽快な雰囲気で走り続けられる。補給を忘れがち。そして知らぬ間に脱水症状~熱中症に。意識して強制的に水分補給しないとマジでヤバいのである。

 てか、ド真夏サイクリング中にテキトーなる水分補給で走っていたら熱中症に陥りかけた。自転車止めた瞬間気持ち悪い感じで、真夏なのに鳥肌が立つような感覚があり、思考が鈍りがちで、やや吐きそうな気分でもあって、……あっヤバいこれ熱中症!! と思って頭から水かぶりつつ水飲みつつ日陰で休んだら、どうにか難を逃れられた。

 以降、水飲みまくりのサイクリングを心がけた。結果、ヤバげな症状までには至らなくなった。しかし、それだけではダメなんであった。

 要は、水を飲むだけじゃダメなのだ。塩分が必須。内科医に訊いたところ、汗で体から水分と塩分が出て行って、その補給として水分だけを摂ると、体液の塩分濃度が下がっちゃう、と。すると体がそれをモトの濃度に戻さんとして水分を体外に出す。それが続くと、やはり脱水症状となって、熱中症と同様の危険に陥る、のだそうだ。

 というわけで、塩を十分に含んだ飴などを舐めつつ水分補給しとります。最近買った塩入の飴は「炎天夏塩飴」と「うめ塩飴」。休憩時にこんな飴を舐めつつ水を飲んだりしてるわけですな。

 あと、最近ツイッターの自転車先人の人に教えてもらった方法で、比較的に目から鱗的な効果があった方法をひとつ。単純明快な水分&塩分などの補給方法で、スポーツドリンク粉末を口に入れて水で流し込む!! のである。

 うぞ~、そんな方法荒っぽすぎない!? と思ったが、実際にやってみるとイケる。マズく感じられたスポーツドリンクの多くが濃厚でお菓子的なおいしさとなりつつ(ちょっと濃すぎな味だけど)、水でスッと飲める。スポーツドリンク粉末パッケージのまま持ち出せばいいだけで手間がかからず良い。

 何より良かったのは、十分効果的であること。あーなんか水分十分摂ってるツモリだけど妙に集中力なくなってきた~的な状況(つまり若干塩分不足状態)で、口にスポーツドリンク粉末ダイレクト注入&水gkgkを行うと、ものの数分で気分がシャキッ!! 目が冴える感覚でやる気が出たりするのだ。

サクマの「炎天夏塩飴」。基本的には甘い飴で、舐めているとときどき塩味が広がる感じライオンの「うめ塩飴」。酸っぱい飴で、甘さは非常に抑えめ。スッキリした味わいだ
スポーツドリンク粉末を口に入れ、水で流し込む方法もある。ムセないようご注意を。若干ワイルドな方法だが、荷物最小限で効果最大限、みたいなスポーツドニンクってニャにかしら? 補給らしい。うかちゃんはシーバで補給したいナ。ぼくはササミで補給したいです。的な。