スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
画面割れスマホの操作にも便利! ゼヒ有線USBマウスの常備を!!!
2024年6月3日 00:00
ちょっと前に書いた「M3 MacBook Air 13インチで使うマウス」の話。M3 MacBook Air 13インチでモバイルするときに使う、携帯性に優れたマウスを探しているという話だ。
買ったマウスのうち、けっこう使っているのが「UFOマウス」。サンワサプライの型番「400-MAWBT198BK」の円盤形マウスで、薄くて携帯しやすく、Bluetooth(2つのホストとペアリング可能)と2.4GHzのUSBドングルで接続できる。気軽に使えてなかなか便利。
このマウスを見ていたら、「たま〜に使うマウス」をコレにしちゃおうかナ、と思った。思ったのだが、「いやいや、たま〜に使うマウスは万全を期してコード式だろうやはり」とも思った。「でもUSBドングル式のマウスでもたぶん大丈夫なんだろうな」とも思いつつ、非常用っていうか緊急用っていうか、その「たま〜に使うマウス」についてアレコレ考察しつつ無駄に「たま〜に使うマウス」の数を増やしてしまった。
「たま〜に使うマウス」ってナニ?
この「たま〜に使うマウス」については、前出の「M3 MacBook Air 13インチで使うマウス」の最後の方に書いた。のだが、もう一度書いてゆきたいッ!!!
俺の場合は有線接続のUSBマウスを常備している。いくつか理由がある。
たとえば無線式マウスの接続が切れた場合。マウスの電源をオンオフしたりすればたいてい再接続できるが、“たま〜に”再接続できないことがある。「これはパソコンの再起動が必要?」ということも。
でもそこで有線USBマウスを使えれば、とりあえずパソコン作業を継続できる。USBドングル接続のマウスでもいいのだが、有線接続のほうが確実だと考えている。
それから、これはさらに“たま〜に”だが、OSをクリーンインストールするような場合。最近はほとんど経験していないが、マウスがないとインストールを進捗させられないケースがある。そんなときも有線USBマウスが必要。これもUSBドングル接続のマウスでもいいと思うが。
ただ、上記はデスクトップパソコンでの話。最近のノートパソコンの場合、タッチパッドの類が使いやすくできているし故障も非常に少ないようなので、上記のような緊急時にUSBマウスを接続する必要性は高くない。
だが、タッチパッドが故障した場合は、やはり外部接続のUSBマウスが必要になる。これは超本格的に“たま〜に”で、ここ十数年は経験していない。しかし、以前に長期間使っていなかったノートパソコンを使おうとしたとき、タッチパッドが無反応でほとんどナニもできないことがあった。これもUSBマウスに助けられた。
ということで有線USBマウスを常備しているのであった。まあホント“たま〜に”役立つ程度なのだが。
前述した、「たま〜に使うマウスはUFOマウスでいいかな?」という件だが、常備している有線USBマウスが軽く邪魔だから。UFOマウスはUSBドングルが使えるから、つまり有線USBマウスのケーブルが無線化されているだけだから、緊急時に普通に役立つだろうし、コンパクトなUFOマウスだけ常備しとけばいいかな? と。
でもなー、無線接続だと、そういう緊急時に「えっ! まさか無線部分が故障したの?」みたいなコトもありそう。マーフィーの法則じゃないが、パソコン関連ではそういう不運を何度も経験してきた俺なので、「やっぱりより確実性の高い有線USBマウスがいいんだろうなぁ」と思うのだ。
小型マウスにビックリ
じゃあ、いま常備している有線USBマウスよりも小さい有線USBマウスを買いましょう♪ と探してビックリ、「こんな小さい有線マウスってあるんだ!」「しかもケーブル巻き取り式!」ということで思わずポチッと注文した。
買ったのはSHEYIブランドの有線USBマウス。Amazonで918円だった。
使用感は悪い。つまむ幅が狭いので違和感がある。またクリックボタンが重めで、やや慎重にポインターを合わせてちょっと慎重にクリックしないと、狙ったポイントを外してしまう。
のだが、こういう目的のマウスはそんな操作感でもあまり問題はない。なにしろ「たま〜に」の場合に「ちょっとだけ使う」程度だからだ。選択肢を決めるラジオボタンを押すとか、メニューから再起動を選ぶとか、その程度しか使わないことが多い。
ただ、この細さの巻き取りケーブルだと……切れちゃいそう。とは思ったが、たまーにちょっと使うだけなので、そうそう切れないだろうとも思った。また、超小型なので、予備にもう1個買っておくという手もある。
でもなんか……このケーブル巻き取りのリールの部分が邪魔である。マウス全体の長さとしては15cmくらいあって、普通サイズのマウスより前後に長い。
本体にケーブルを巻き取れるマウス
てゅーかケーブルを本体内に巻き取れるマウスってないの? と探したらアッサリ見つかった。エレコムの「M-TM10UBシリーズ」だ。Amazonで2073円だった。
イイじゃないですか〜コレ! いちばんスッキリと常備しておける。サイズ的にも小さすぎず、クリックボタンやホイールボタンの操作感もフツーに良好。そうなんだ〜有線マウスもジワジワと進化してたんスね〜♪
本体にケーブルを巻き取れて、しかもUSB-C端子のマウス!
前出のエレコム「M-TM10UBシリーズ」と、USB-A/USB-C変換アダプターをビニール袋に入れて保管しようとしたところで、手が止まった。てゅーか、こういう本体内ケーブル巻き取りタイプのマウスで、USB-Cのってナイの?
探したらコッソリと存在していた。サンワサプライの「400-MA100」で、直販価格は2280円。
コレはさらにイイ! 常備有線マウスにもうUSB-A/USB-C変換アダプターは不要だゼ!!! それにUSB-A端子だけのホストってどんどんなくなっているし!
使用感も上々で、フツーに使える最小サイズという印象。たま〜に使うだけのマウスとして、エレコムM-TM10UBシリーズと並んで扱いやすいと感じた。
残念なのは、このマウスにたどり着くまでに2つも「たぶんもう使わないっていうか触れもしないマウス」を2つも買ってしまったことだ。いまどき有線マウスなんて欲しがる人もいなさそうだしなー。でもでも、1個持ってると「助けられる」ことがある有線マウスなので、「ですよね〜」と同感できたらゼヒ常備を!
あ、このサンワサプライ400-MA100の直販ページに、「なるほど」と思わされた活用事例がひとつあった。それは「デバイスのトラブル時もサッと使える!!」として、ディスプレイが割れたスマートフォンと接続して使っている様子。
なーるほど、画面割れスマートフォンでタッチ操作ができにくくなった場合も、マウスで操作してデータを退避させたりできるョ! と。というコトで、スマートフォンの画面を割りがちな方も、ゼヒ有線USBマウスの常備を!