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Galaxy Note 5を世界最速発売の台湾で購入
【Galaxy Note 5】
島田純
(2015/8/28 06:00)
サムスンが発表したファブレット端末「Galaxy Note 5」を、世界最速で発売された台湾で購入しました。
Galaxy Note 5は、ニューヨークにて現地時間8月13日に発表(関連記事)。直後の週末となる15日(土)には台湾にて発売されました。このとき筆者は台北市内に居たため、イベント気分でサムスンのGalaxy Note 5発売イベントに参加しました。
台北でのGalaxy Note 5発売イベントは、2015年5月に開業したばかりの電脳ビル「三創数位生活園区」にて開催。現地の友人達と一緒に、閉店直後の三創数位生活園区の入口付近で朝まで待機することに。
Galaxy Note 5の発売イベントでは、先着200名を対象にGalaxy Note 5が販売されることや、行列の先頭から20名には台湾のスター「蔡依林」(Jolin Tsai)との記念撮影に参加できるなどの特典があることが発表されていましたが、前日夜から徹夜をしていたのは筆者グループを含めて5名程度。「先着20名」に到達したのは、店舗がオープンする11時の約2時間前の9時頃。その後、オープンまでの間に行列は伸びていき、オープン時点では100名を超える行列ができていました。
夜が明けて日の出と共に気温も上がっていき、前日夜から行列に並んでいた筆者たちの体力を奪いましたが、本当に大変だったのはお店がオープンした後。11時の開店と同時に建物の中へと進みましたが、誰一人としてGalaxy Note 5を手にすることができないまま、行列の中で2時間以上待機する必要があり、その間の案内が不十分であったことも重なって、行列の中からは「どれだけ待たせるんだ!」という声が響き、慌ててスタッフが説明するシーンも。
行列の待ち時間が長く、疲れと苛立ちがつもる中で混乱もありましたが、蔡依林が登場してから空気は一変。和やかなムードでイベントが進行し、筆者を含む先頭の20人はステージ上で蔡依林からGalaxy Note 5を手渡しされ、無事に入手することができました。
筆者が購入したGalaxy Note 5は台湾版ですが、台湾向けに販売されているGalaxy Note 5はサムスンのハイエンド端末としては珍しいデュアルSIM仕様。両方のSIMスロットが4G LTEに対応していますが、同時に4G LTEを利用することはできず、一方が4G(または3G)でデータ通信を利用している場合は、もう片方のSIMスロットに挿したSIMでは2Gでの接続となります。
筆者がGalaxy Note 5で最も楽しみにしていた機能は、ロック画面でもSペンを使ったメモが書けるいわゆる「黒板機能」です。「黒板機能」の最大のメリットは「Sペンを取り出しすればロック解除をせずにメモを書ける」という点で、通常の「メモ」の用途以外にも、海外で言葉が通じない相手に対して「素早く文字で伝える」というコミュニケーション手段にも使えるので、とくに「書けるけど読めない」ことが多い漢字圏の国々では役立つ機会が多そうです。