みんなのケータイ

 スマートフォンをずっと使っていると、代わり映えしないホーム画面に飽きがきたな……と思うことがある。そういう時にAndroidスマートフォンでは、ホーム画面のランチャーを別のアプリに入れ替えて、カスタマイズしたりといったことが気軽にできるので、着せ替えて気分転換している。

純正テーマは10種類、どれも無料だ

 ZenFone 2のホーム画面を下から上にスライドすると現れる「ホーム画面の管理」では、見た目のカスタマイズの関する設定がまとめられる。

 中でも「テーマ機能」では、ZenFoneオリジナルの10種類のテーマが提供されていて、無料で変更することができる。テーマを設定すると、ホーム画面の壁紙や、主要アプリのアイコンなどがまとめて変更される。通知画面の背景デザインも変更されるのは、端末メーカーならではだ。

 テーマは、シンプルでシックなものから可愛らしいものまで用意されている。

「Iron」は、10種の中でもっとも武骨でシックな、鉄をモチーフとしたテーマ
「Afternoon Tea」はお茶会をイメージしたテーマ。アイコンがお菓子のようだ

 純正テーマ以外にも、Google Playでサードパーティが提供しているパッケージを使って、ホーム画面のフォントやアイコンを変更することもできる。ホーム画面をめくる時の画面効果も11種類が用意されていて、至れり尽くせりのカスタマイズ機能だ。

 どのテーマも個性的で素敵なのだが、筆者が特に惹かれたのは「China」と「Bunny Angie」。陶磁器のようにさっぱりとして落ち着いた「China」と、おとぎ話の世界に迷い込んだ気分になる「Bunny Angie」。その日の気分で切り替えて使っている。

「China」は青い陶磁器をモチーフにしたテーマ。爽やかな青色が涼しげだ
「Bunny Angie」は森の中のウサギが可愛らしいテーマ。レトロ調のアイコンもおしゃれ

 自分でとことんカスタマイズして究極のホーム画面を追い求めるのもいいが、ZenFoneのように、ボタンの一押しでがらっと変えることができると、出かけるときに帽子を選ぶ感覚でスマホの雰囲気を選べて、もっと手軽にリフレッシュできて、また違った楽しさがある。