みんなのケータイ
ミラーレス一眼「DMC-GF6」をスマホから操作
すずまり
(2013/6/7 06:00)
ゴールデンウィーク中に、パナソニックのミラーレス一眼「DMC-GF6」を購入しました。実はすでに同社のDMC-G5も持っていたのですが、当時電源トラブルで入院しており、仕事で使える軽いカメラが必要だったのです……本当です……。
パナソニックのミラーレスは、私の中で扱いやすさに定評があり、仕事には欠かせません。しかし、GFシリーズは途中からモードダイヤルがなくなってしまい、初代GF1ユーザだった私は、しばらく指をくわえて見ているしかなかったのでした。それがGF6から復活! しかもG5ではファンクションレバーに機能的に割り当てることで実現していた、コンデジライクな電動ズームに標準で対応! タッチ操作が可能だった液晶も、さらにチルト式に変わり、自分撮りもバッチリ! トイカメライクな写真が撮れる「クリエイティブコントロール」は、新しい効果が加わって、その数なんと19種類。初期の頃は利用シーンに悩む仕上がりでしたが、最近の「クリエイティブコントロール」は、心象風景の表現にもってこいで好きなのです。
……で、ケータイ関連の話はないんかい! とお叱りを受けそうなのですが、あるんです。NFC&Wi-Fiによるスマホ連携機能がついちゃったんです。今回の目当ては、実はこの連携機能でした。
連携には、iOS用、Android用に用意された、専用アプリ「Panasonic Image App」を使います。まず、カメラ側の「Wi-Fiボタン」を押して、画面に表示されたSSIDとパスワードをスマートフォンに設定し、直接カメラに接続します。いつも行っている無線LANの接続設定と同じですね。その後アプリを起動すると、単に撮影した写真をスマートフォンに保存できるだけでなく、ズーム、ピント合わせなどなど、通常カメラ側で行う調整操作そのものが、スマートフォンの画面でできるようになるのです。
特におサイフケータイ(FeliCa)またはNFCをサポートしたAndroid端末なら、カメラの側面にタッチするだけで接続できてしまいます。接続に必要な情報が受け渡しされるので、長いSSIDやパスワードを入力する手間が省けるのです。
最近、この機能が活躍したのは、家電 Watchでの「リバーシブルアルミブランケット」の写真撮影でした。シートを広げたりくるまったりしながら、自分撮りをしなくてはなりません。カメラは三脚に固定しており、通常なら10秒タイマーだけに頼るところです。毎回カメラの液晶側に回って操作するのが本当に面倒だったんですよね。このときは手元のGALAXY Note IIにインストールしたアプリで、自分の位置やピントを確認してから、タイマーも駆使しつつ、シャッターを切ることができました。
撮影した写真は撮影した写真はカメラに保存されますが、アプリ側ではプレビュー機能で確認できます。あらかじめアプリで設定しておけば、端末にコピーしたい写真は、長タップしながらのドラッグ&ドロップで保存できます。また、SNSでのシェアも可能で、かなり便利になって喜んでおります。
たまに不安定なのが玉に瑕でしょうか。あとは、ゆくゆくは、撮影後、自動的にスマートフォンに保存できたらいいなと思っているのですが、ファイルサイズ考えると厳しいかな。実現したら、飲み会でも、一眼で撮ってから、SNSのシェア用にスマートフォンでも撮って……を繰り返して忙しくならずに済みそうなんですけど!
とかいってるうちに、DMC-G6が発表されてたりして……。ええ?! もうですか? うう……泣いてなんてないんだからねっ!