【MEDIAS X N-07D】

QWERTYキーは“数字も一緒”がありがたい

2012年10月5日 06:00
(関口聖)
ATOKのQWERTYキー(Evernoteでの入力画面)

 「MEDIAS X N-07D」では、文字入力でATOKがプリセットされている。実際の入力方式には、フリックのほか、T9、2タッチなどが選べるのだが、他の機種と同時に使ってみると、ATOKのQWERTYキーの配列が便利と感じるようになってきた。

 iPhoneやAndroidの他の機種で、QWERTYキーは、アルファベットだけの配列というケースが少なくないが、ATOKのQWERTYキーボードは、アルファベットに加えて数字も一緒に表示される。つまり英数字が混在しているワードを入力する場合、とっても便利な配列だ。そんなワード、普段使う? と思われるかもしれないが、いわゆるパスワードの入力などでとても便利。特にオンラインバンキング(ブラウザ版)の利用傾向が高い人にとっては、このあたり、納得してもらえるのではないだろうか。

 こうした点は日々使って慣れてから、他メーカーの機種に乗り換えると、その違いがよくわかる。QWERTYキーでの数字キー以外でも、スペースの入力のしやすさ(ATOKにはスペース入力キーがある)、フリック入力の感度など、これから機種変更する際には、どういった点が譲れないのか、自分自身の好みをチェックしておくのもいいかもしれない。