Galaxy Sは初期状態で結構使える
Galaxy Sで一番期待していたのはやはりその綺麗なスーパー有機ELディスプレイ。実際Galaxy Sで動画を見ると液晶との差がよくわかる気がする。グラフィック性能もよくHSDPA対応だから外出先でもYouTubeの高画質ビデオを難なく再生し、その上綺麗に見えてしまうっていうのだから暇な時間があればついついビデオを見まくっている毎日だ。またGalaxy Sの魅力を人に伝えたいときは、海外のGalaxy SのTVコマーシャルをGalaxy Sの画面で見せたりしている。Galaxy Sの特徴を短くまとめたCMをGalaxy Sの画面で見せる、これ結構評判がいいのだ。とにかくGalaxy Sの画面はイイ! これが筆者の素直な感想なのである。
また文字入力は一筆書きのようにソフトキーボード上を指先でなぞるだけで入力できるSwype入力が意外と便利だ。もちろん英語だけの入力になるが、タッチタイプができる人ならばQWERTYキーボードの各キーの位置が頭に入っているだろうから画面上で指先を滑らせていくだけで長いURLもミスタイプせず入力できるだろう。これで日本語入力ができればさらに便利と思うのだが、それはフリック入力できるIMEにまかせればよいのかもしれない。
さてメールやWebは当然不自由なく利用できるとして、やはり頻繁に使いたいのはTwitter。Android用には多数のTwitterクライアントがリリースされているが、Galaxy Sに標準搭載のウィジェット「Feed and Updates」も便利だ。これはFacebook、Myspace、Twitterを定期的に巡回して更新表示するウィジェットで、ここから直接つぶやきを入力することもできる。自動更新の最短間隔が30分と長く、写真の投稿ができないなど若干機能は弱いかもしれないが、標準ウィジェットであることからGalaxy Sを買ってきてすぐに使えるのがうれしい。その後いくつかのTwitterクライアントを入れてはいるものの、実はこのFeed and Updatesも筆者は毎日使っている。空き時間にちょっとだけTwitterを見たい、なんてときは高機能なクライアントよりも手軽に閲覧できるウィジェットのほうが簡便だったりもするわけだ。そんなわけで筆者のGalaxy Sは、アプリをあまり入れていない状態でも結構毎日活用できているのである。