Nokiaの次のフラッグシップが待ち遠しい

2010年7月21日 06:00
(山根康宏)

 Nokia N900を入手して早半年。その間にも他社から続々と魅力的なスマートフォンが発売されている。Nokiaの次世代スマートフォンとして最上位に位置づけされているN900ではあるが、次の機種が出てこないことがもどかしくなりつつある今日この頃である。

 またスペックは超強力なものの、全体的な使い勝手や電池のもちなどに不満もあるのが事実。たとえば電話をかける場合、iPhoneならばボタン1つでホームスクリーンに戻れるのだが、N900のMaemo OSは画面タップや画面スクロールを数回行う必要がある時もある。このあたりは次の製品で改善されることを期待したいが、その次の製品が見えてこないのだ。

Nokia N8(手前)

 さて、この半年のNokiaの新製品を見てみると、現在のNokiaの勢いをそのまま現しているかのごとくでフラッグシップといえる製品が出てきていないのが事実だ。毎月のようにスマートフォンをリリースしていた数年前が懐かしまれるほどでもある。希望の星といえるのがSymbian^3を採用したハイエンド機であるNokia N8で、いよいよこの夏には発売されるという。

 このN8のモックアップを入手することができた。実機はまだ展示会で一回発表されただけだが、発売に向け生産が進んでおり、販売店向けのモックアップも同時進行で作られているのだろう。フルタッチ、12メガピクセルカメラ、オール金属のボディなどN900とは目指す方向の違う端末ではあるが、モックをいじった限りではN900よりも「売れる端末」であるように感じられる。

 機能としてはN900に劣るものの、このN8がしばらくはNokiaのフラッグシップモデルとして位置づけされるのだろうか。筆者も次に買い換えるメイン機種が見つかったと喜んではいるものの、N900をさらに改良した製品が出てきて欲しいとも思っている。Nokiaにがんばって欲しいところだ。