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冬の“パックリ割れ”対策にスマホ用指サックを買ってみた

 冬に入って新型コロナウイルスの感染が再び急拡大しているようで、感染に注意が必要な日々が続く今日この頃。ですがもうひとつ、冬に筆者を悩ませるのが“パックリ割れ”です。

 筆者はもともと乾燥肌で冬は手が荒れやすいのですが、特に困るのが指のひび割れ。手荒れで親指や人差し指が指紋に沿ってパックリ割れてしまうことが多いのですが、これが地味に痛い上になかなか治らず、しばらく絆創膏を貼って過ごすというのが毎年の恒例となっています。

 ですが絆創膏を貼るとスマートフォンの操作に支障が出てしまうのが困りもの。特に親指に絆創膏を貼ってしまうとスマートフォンの片手操作ができなくなるだけでなく、FPSなど両手での操作が必要なゲームをプレイできなくなってしまいます。

パックリ割れのため親指に絆創膏を貼ってしまうと、片手でスマートフォンを操作できなくなってしまう

 では、絆創膏を貼った指でもスマートフォンを操作できる方法はないものか? と色々調べてみたのですが、タッチペンでは指一本分の操作しか代替できませんし、スマートフォンの操作ができる手袋をするというのも、外ではともかく自宅で使うには非現実的です。唯一、解決できそうな手段として発見したのがスマートフォン用の指サックというものです。

 というのもここ最近、スマートフォンゲームのプレイ時に指の滑りを良くして操作性を向上させるゲーミング用の指サックというのが増えているようで、それを使えば絆創膏を貼った指でも自然に操作できるのでは?と考えた訳です。

実際に購入した、スマートフォンゲームようの指サック。値段は6個入りで1000円前後とそれなりの値段だ

 そこで実際に購入してみたのが、6個入りで約1000円のゲーム用指サック。糸の中に金属の繊維を編み込んだタイプで、見た目や装着感はスマートフォンの操作ができる手袋の先を切り取ったようなイメージです。

 実際に装着して操作してみた印象は、生の指とは感覚が違うもののスムーズで悪くない印象です。ただゲームプレイ時に本体が熱くなると、熱がこもって指も熱くなりやや不快感があること、そして装着時に絆創膏に引っかかるなどしてほつれが起きやすいことなどが、少々惜しいポイントといえるでしょう。

親指に装着してみたところ。片手での操作は問題ない
両指に指サックを装着して「Call of Duty Mobile」をプレイ。指と同じ感覚とはいかないので少々違和感はあるものの、プレイ自体に大きな支障はない印象だ

 ただ色々と調べてみると、スマートフォンの指サックは他にも素材が異なるいくつかの種類のものがあるようです。もう少し色々な指サックを試してみて、よりマッチしたものを見付け出したいところです。