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G8X ThinQの隠れた便利機能「キャプチャー+」

【G8X ThinQ】

 2画面スマホというわかりやすすぎる個性が目立つ「LG G8X ThinQ」ですが、実は機能の多彩さも隠れた特徴のひとつ。その中で今回は多彩なキャプチャーが可能なスクリーンショット機能をご紹介します。

 G8X ThinQには、電源ボタンと音量下ボタンの長押しで保存できる標準的なスクリーンショット機能のほかに、「キャプチャー+」というスクリーンショット機能が搭載されています。スクリーンショットに手書きで絵や文字を追加したりトリミングしたりできるという編集機能が充実しており、サブディスプレイ側をキャプチャーする場合はこの機能を使ってスクリーンショットを保存します。

通知エリアから利用できるキャプチャー+

 この機能のちょっとマニアックなメリットとしては、通知エリアのアイコンを表示しないでキャプチャーができること。サブディスプレイ側には通知エリアが存在しないため、キャプチャーしたいアプリをサブディスプレイ側に移してから「キャプチャー+」を使うことで、通知を残したまま通知なしの画面をキャプチャできます。

通常のスクリーンショット機能。通知エリアのアイコンが残る
サブディスプレイを「キャプチャー+」で記録すると通知エリアが非表示に

 ライターという職種上、アプリ画面のスクリーンショットを保存することはよくあるのですが、画面上部に通知が残っていると画面として美しくありません。しかし、通知エリアをちょっとしたToDo管理的に使っている筆者としては、スクリーンショットのためだけに通知を消すのも困る……という時に、サブディスプレイと「キャプチャー+」を組み合わせることでしのいでいます。

 また、意外と気が付きにくいものの便利な機能が、「フローティングバー」にあるスクリーンショット機能。フローティングバーは画面左右からアプリや機能を呼び出せるショートカットで、表示中の画面だけでなくサイト全部をキャプチャーする機能や、動画をGIFアニメとして保存できる機能が用意されています。

フローティングバー

 サイト全部のキャプチャーはレビューなどの活用はもちろん、サイト制作などでスマートフォンの表示を確認するのにも便利。GIFについては動画をGIF化するのはもちろん、スマートフォンの操作する流れをGIFにする、という使い方も便利です。

全画面キャプチャは画面が自動に動いて全画面を表示するのを待つ
ケータイWatchのサイト全体をスクリーンショット
任意の場所をGIF動画で保存

 最初は2画面というギミックに惹かれて購入したG8X ThinQでしたが、実際に使ってみると多彩かつ細かなところまで配慮が行き届いた機能が詰め込まれているのも大きな魅力でした。後継となるLG VELVETではさらにどんな機能が搭載されているのか、今から楽しみです。