みんなのケータイ
レビューには書けない、僕がMi Note 10を好きになった理由
【Mi Note 10】
2020年2月7日 08:32
「Xiaomi Mi Note 10」を衝動買いしてから1カ月半ほど経ちました。筆者は、現在、結構な台数のスマホを持ち歩いています。主に電子マネーやQRコード決済に使っているのが「iPhone 11 Pro」。SNSやネットサーフィン、英語の勉強など、オールラウンドに使うのが「Galaxy S10」。
写真は「HUAWEI P30 Pro」で撮ることが多いかな。で、楽天モバイルの無料サポータープログラムで使っているのが「HUAWEI P30 lite」。これはテザリングに使うことが多く、モバイルルーター代わりといったところです。
さらに、旅行や出張には「Google Pixel 4」も持って行きます。夜景がきれいに撮れますからね。ここまでで5台。多いですよね？これらに「Mi Note 10」が加わったわけです。多過ぎますよね？さすがに鞄が重くなってきましたし、充電も面倒です。
自分が「いいなぁ」と思って買った端末でも、しばらく使ってみると、さほど愛着が沸かなかったり、カメラが目当てで買ったのに画質に満足できなかったりして、数カ月のうちに使わなくなることもあります。なので、「Mi Note 10」も、ひと通りの機能と操作性をチェックしたら、飽きるかも……と思っていたんです。ですが、結構使っています。今、持ち歩いているスマホの中では、使用頻度は2位、カメラに限れば最も使う端末になっています。
フロントカメラを含めると6つのレンズを搭載していますし、カメラの満足度が高いのは当然として、ほかの機能や操作性も気に入っています。他機に比べて優れているとか、期待していた以上に性能がいいとか、そうわけではなく、なんとなく使っていて楽しいというか、自分と相性が良いように思います。
「Mi Note 10」、というかXiaomi（シャオミ）のスマホは、Androidをベースにした「MIUI」というカスタムOSを搭載しています。ファーウェイの「EMUI」や、OPPOの「ColorOS」と似た感じ。個人的に、純粋なAndroidよりも、中国メーカーのカスタマイズされたAndroidのほうが好きなんですよ。使い込むうちに、メーカーの工夫やこだわりが感じられて、それが楽しかったりします。
僕が「Mi Note 10」を使って気に入っているところも「MIUI」に由来します。その中から3つほど紹介させてください。おそらく僕が個人的に気に入っているだけで、多くの方には全く響かないと思います。なので、レビュー記事でも触れていません。ここにだけ書かせてください。
第一のお気に入りは “動くアイコン” 。プリインストールされているXiaomi独自アプリのアイコンは、アプリを終了させて、ホーム画面に戻した際に、模様が動くんですよ。たとえば「設定」のアイコンは、歯車がクルッと回るんです。ささいなことですが、なんとなく楽しい気分になれます。
次に “常時オンディスプレイ” のカスタマイズを楽しめること。Mi Note 10は有機ELディスプレイを搭載していて、画面オフの状態でも、現在時刻や電池残量などを表示できます。それ自体は、そもそもはGalaxyが搭載し、いまや多くの機種が搭載している機能なので、珍しくはないのですが、時計のデザインが充実していて、きれいなんですよ。ロック画面よりも目にすることが多く、個人的には非常に重要視しています。
3つ目は “指紋アニメーション” を変更できること。Mi Note 10は、ディスプレイ内に指紋センサーが組み込まれていて、指紋を登録した指で、ディスプレイに表示される指紋マークに触れるとロックを解除できます。ロックが解除されるときにアニメーションが表示されるのですが、それを4パターンから選ぶことができます。初期設定は「オーロラ」というアニメーションなのですが、僕は「スターライト」を設定しています。花火がぱっと開くようなアニメーションで、ロック解除が素早く感じられます。
ちなみに、「Mi Note 10」は、指紋センサーのに指を当ててロックを解除をした際に、そのまま押し続けると「QRコードスキャナー」「ブラウザで検索」「カレンダーに追加」にジャンプできるショートカットを利用できます。実際には、それが役に立ったことはないのですが、発見した時はうれしかったですね。細かい部分まで考えているんだなぁって。
これぞGUI（グラフィカルユーザーインタフェース）って言うのかな？ スマホって毎日使うものですからね。ささいなことですが、大事ですよね？