みんなのケータイ
映像を楽しむのに最適な「AQUOS R3」の液晶の実力
2019年8月26日 06:00
この夏、ケータイ Watch編集部に加わりました。北川と申します。よろしくお願いいたします。
突然ですが、わたしは携帯電話で映画をよく見ます。映画に限りませんが、動画は美しい映像で見たいですよね。スマートフォンみたいな小さい画面で何をそこまで……という人もいるかもしれません。しかし、どうせなら綺麗な映像で楽しみたいと思いませんか?「AQUOS R3」はそんな皆様におすすめの1台です。
「AQUOS R3」の液晶の実力はどれほどのものか、ここでちょっと、シャープの公式サイトの表現を借りると、「10億色の表現力と2倍の明るさで 感動の映像体験、Pro IGZO。」ということです。
たしかに、これまで筆者が愛用してきたスマートフォン(3年以上前に買ったやつ)と比べると一目瞭然です。
色の表現力、特に黒色において液晶と有機ELを比較すると、やはり後者に分があります。画面の下からバックライトを当てる関係上、どうしてもバックライトで黒い色が白っぽくなってしまいがちですよね。こういうのは暗いところで見るとよくわかりますが、一般的な液晶は暗闇のシーンで映像が全体的に白っぽかったり、黄色っぽかったりどこなく映像がボケているような印象を受けます。
しかし「AQUOS R3」のディスプレイは、筆者の持つ旧型機と違い、黒い色が綺麗に漆黒に再現されています。どうしても黄色くなったり、青くなったりしがちなスマートフォンの液晶ですが、「AQUOS R3」についてはまったく色の偏りなどは感じませんでした。
ちなみに、120Hzのリフレッシュレートを持つおかげか「AQUOS R3」の液晶は、キレイなだけでなく非常に反応が機敏です。リフレッシュレートというのは、つまりは1秒間に画面を何回更新するかをHzの単位で表したもの。120Hzなら1秒間に120回更新されているということですね。ディスプレイの性能だけで決まるものではありませんが、やはり高いリフレッシュレートを持つに越したことはありません。
一般的なパソコンのディスプレイなどは60Hz前後の製品が多い中で、「AQUOS R3」の120Hzというスペックは非常に優秀と言えるでしょう。激しい動きのある映像もブレることなくしっかり表現されています。ちなみに映像鑑賞のみならず、ブラウジング中にザーッとスクロールしたときも目的のワードを見つけやすいという素晴らしいメリットも享受できました。
冒頭で、「小さい画面で何をそこまで……」という話をしていますが、実は「AQUOS R3」を手にする前の筆者の話です。「AQUOS R3」のおかげで新しい世界の扉が開けました。ありがとう、シャープさん。
なんにせよ、スマートフォンのディスプレイってこんなに良くなってたのか、と思わせてくれた1機です。スマホで映画やドラマを見るという方は、ぜひ一度ご体験を。