みんなのケータイ
バックグラウンド心拍計測×Google Fitでニヤニヤが止まらない
2018年12月28日 06:00
スマートウォッチに求められる機能は数あれど、やはり絶対外せないと思うのが心拍数の測定機能です。初代Apple Watchでその面白さを知り、Moto 360(2nd Gen)も、そして今使っているEXPLORIST HRも、購入にあたっては心拍測定機能の有無が決め手になりました。
別に高度な運動をする訳ではないんです。心拍トレーニングとは無縁。数値の正確性も求めていてません。ただ、だいたいの目安が出て、それを1日の終わりに見て、「あ、早足で1時間ウォーキングしたからさすがに心拍が高い時間が多かったな」と振り返られれば、それで十分。なんというか、こう腕時計を付けるだけで何かのデータが「見える化」できること自体にお得感を感じるんですよね。
心拍数の確認は、基本的に全てGoogle Fitアプリで行います。Wear OS用Google Fitの設定メニューには「心拍数(バックグラウンド)」という項目があるので、これをオン。後はもう、定期的に自動計測されます。なお、Andorid版「FOSSIL Q」アプリは、フォッシルが言うところの「ハイブリッドスマートウォッチ」用で、EXPLORIST HRなどの「タッチスクリーンスマートウオッチ」ではそもそも不要です。
Androidにインストールして使うGoogle Fitアプリは、スマートウォッチの有無に関わらず使えます。なので歩数計としてだけ使っている方も多いでしょう。心拍数の履歴はそこに表示が追加される格好です。
また筆者の場合、WithingsのWi-Fi体重計も持っているので、やはりそちらの計測値もGoogle Fitに集約して表示されます。歩数・心拍数・体重が1つの画面で、しかも手入力ゼロで値が変化し続けるのをみると、なぜかニヤニヤが止まりません。別に値を計測しているだけで、ダイエットにも繋がってはいないんですが、まぁこれも一つの趣味ということで。
心拍数の値はGoogle Fitに集約されていますから、スマートウォッチを買い替えてもデータは基本的にそのまま引き継げます。以前使っていたMoto 360の購入直後、2016年5月当時の心拍を今振り返るのもカンタンです。見れるからといって別にどうということはないのですが……。とはいえ、やっぱり日記を読み直すような楽しみがあるんですよ! そこは力説しておきます。
そういえば、フォッシルの新モデル「FOSSIL Sport Smartwatch」が国内で正式発表されましたね。ケース部の大きさが41/43mmの2種類で、バンドもシリコンと、EXPLORIST HRとはテイストが異なりますが、やはりチップセットが最新のSnapdragon Wear 3100なのは羨ましい。価格も同じですし……。現状ではまだ販売ルートが公式オンラインストア限定とはいえ、いやはやまた物欲を喚起されるところです。