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IQOS用モバイルバッテリーにもなった「P20 Pro」

【HUAWEI P20 Pro HW-01K】

Amazonで購入した、両端がUSB Type-Cのケーブル。エレコム製

 最近、両端がUSB Type-Cになっている充電用のケーブルを購入した。11月に発売になった、「IQOS 3 MULTI」を「HUAWEI P20 Pro HW-01K」や「iPad Pro」で充電するためだ。喫煙しない人のために改めて説明しておくと、IQOS 3 MULTIとは、IQOSシリーズの最新モデル。従来は、1本吸うごとにホルダーと呼ばれる過熱用の機器を充電しなければならなかったが、IQOS 3 MULTIは、連続10本まで喫煙できる仕様になっている。

 ただし、10回という回数がくせもの。外出時間が長いときなどは、途中でバッテリーが切れてしまう心配もある。モバイルバッテリーで充電すればいいのだが、最近はスマホも特にバッテリー切れを心配する必要がなくなり、荷物を減らすため、持ち運びをやめてしまっていた。これを復活させるのも、少々面倒。普段、それほど使っていないだけに、モバイルバッテリーだとうっかり充電を忘れてしまうこともありそうだ。

 そこで解決策として導入したのが、冒頭に挙げたUSB Type-Cのケーブル。これがあれば、P20 ProやiPad Proから給電が可能になり、あたかもモバイルバッテリーかのように使うことができる。実際、IQOS 3 MULTIのバッテリーが足りなくなったときに、充電してみたが、あっさり充電が完了した。テーブルがあるような場所ではiPad Proを、移動中はP20 Proと一緒にポケットに入れるといった具合に、使い分けている。

絵面としてはP20 Proをモバイルバッテリーで充電しているようにも見えるが、実際にはP20 ProからIQOS 3 MULTIを充電している
USB Type-Cを採用した、新しいiPad Pro(11インチ)でも、充電できた

 ケーブルは短めのものを買ったため、P20 ProとIQOS 3 MULTIの両方をポケットに入れても、盛大にはみ出さずに収納できる。10本以上吸うケースはそこまでないため、頻繁に使っているわけではないが、いざというときのために、1本だけケーブルを持ち運べばいいので、モバイルバッテリーよりも気軽でいい。

 スマホから他の機器を充電するケースはあまりないかもしれないが、IQOS以外でも、たとえば、iPad ProからP20 Proを充電するといったことができる。iPadの方が出番が限られているぶん、バッテリーが残っているケースが多い。まだ実戦に投入したわけではないが、iPad Proは元々のバッテリー容量も大きいため、いざというときはP20 Proを充電することもできそうだ。

P20 Proは、ケーブルを差し込むと通知から挙動を変更することが可能だ。IQOSの場合は給電しかできないが、PCやiPad Proを接続したときには、写真などのやり取りも可能

 ちなみに、P20 Proは、USB Type-Cケーブルを接続すると、通知が現れ、何をするかを設定することができる。IQOS 3 MULTIの場合は充電しか選びようがないのだが、USB Type-Cの端子を持つPCと接続したときは、写真や音声などのデータを取り込むのにも使える。これまでは、USB Type-AとType-Cのケーブルを使っていたが、これも両端がType-Cのケーブルに集約できて、便利だ。

 なお、IQOSといえども、ニコチンが入っているタバコであることに変わりはない。喫煙は20歳になってから。屋外での喫煙に関しては、各自治体が定めたルールも遵守してほしい。