みんなのケータイ

引越から1カ月半、光は来たがテレビは……

 前回の本コーナーで、10月1日に新居で予定していた光回線工事が実行されず、仕方なく、UQ WiMAXのモバイルWi-Fiルーターを使って、ネット生活を送るという記事を書いた。あれから、約40日間が経過し、ついに我が家に光回線がやってきた。

 実はもうちょっと早く光回線を入れることができたのだが、同じく10月1日に新しく買った洗濯機を2階に設置する際、らせん階段が通らないというトラブルも発生。洗濯機はクレーンを使い、2階のベランダから搬入するということになった。しかし、このクレーンを手配するのにあたって、見積もりを取りに来るのに2週間待ち、そこからクレーンを予約して最短で2週間かかるということで、結局、洗濯機が届くのが11月5日になってしまったのだ。

 なぜ、光回線工事に洗濯機が関連してくるかといえば、光回線を近くの電柱から引いてくる際、ベランダの上にケーブルが来てしまう可能性があったのだ。もしも光工事を先にしてしまっては、ベランダの上にケーブルが来てしまい、洗濯機搬入の邪魔になる可能性がある。そこで、まず洗濯機を入れてから光工事をするという手順を踏んだのだ。

 11月5日になんとか無事に洗濯機を設置でき、翌週11日午前中に光工事も無事に完了した。

 10月1日から6週間、自宅のネット環境はすべて、UQ WiMaxのモバイル Wi-Fiルーターを使っていたことになるのだが、Google Wifiのアプリで計測したところ、大体一週間に100GBほど使っていることが分かった。

 もちろんUQ WiMAXでは速度制限を実施しており、3日間で10GBを超えると夜18時から深夜2時まで速度制限がかかり、概ね1Mbps程度しか速度が出なくなる。我が家では固定回線代わりに使っていることもあり、6週間、ほぼ毎日、速度制限にかかっている状態であった。

 そのため、夜18時から深夜2時は極力ネットを使わないという生活をしていた。夜になったら、ネット接続や動画を見ると言ったことは一切せずに、子供と一緒に早く寝た。その代わり早起きして、DAZNでF1を見たり、アプリやOSの更新など、重たいファイルを必要とする作業をしていた。

 この40日間、iPad ProやMacBook Airが発売され、OSのアップデートなどを頻繁に行っていたこともあり、かなりのデータ量を消費したようだ。ただ、夜の時間帯以外は概ね満足できる速度が出ていたので、特に困ることもなく快適であった。6週間で600GB程度の通信が使えたということであれば、かなり大満足だ。

 とはいえ、光回線も無事に工事が終わったことで、これからは夜とか昼とか関係なくネットが使えるというのはありがたい。我々の生活がいかにネットに依存しているのかというのを改めて気がつかされた40日間であった。

 ちなみに、11月12日午前中に光工事が完了したものの、いつまでたっても「テレビオプション」の工事がやってこない。おかしいなと思って電話をしたところ、なんとテレビオプションを手掛けるスカパー側に工事日の変更の連絡が入っていなかったというのだ。

 もともと10月1日に工事予定していたが、光工事の業者からこのままではケーブルを自宅に引き込むことができないということもあり、工事日を変更していたのだ。その後、NTTドコモと交渉して新しい工事日を決めたのだが、その新しい日程がNTTドコモからスカパーの方に連絡が入ってるものと勝手に思い込んでいたのだった。

 しかし、実際はユーザーが自らスカパーに工事日が変わったという連絡をしなければいけないというような仕組みになっていたようだ。NTTドコモからは、光工事日の直前に日程を確認するSMSが飛んできたりと、何度も日程の確認をされるだけに信頼しきっており、スカパーにも日程の変更の連絡をしてくれてるものだと思い込んでいた。

 結局、光工事が終わったにも関わらず、その日にテレビオプションは使えず、電話で調整して、4日後の11月16日に工事に来てくれることになった。もしかしたら、工事日の変更を依頼した際に、「自分で連絡しろ」とオペレーターに言われており、こちらの落ち度かもしれないが、もうちょっと気を使ってくれるとうれしいなぁと思った次第だ。