みんなのケータイ
DAZNでサッカーおじさんとF1おじさんになる
【Mate 10 Pro】
2018年5月14日 06:00
1月末からDAZNに加入し、これまで観たいと思いながらもずっと環境を整えてこなかった欧州サッカーが観られるようになった。さらにその後、2018年シーズンのJリーグが開幕したので、第1節から観られるならちょうどいいと、Jリーグもチェックしはじめた。さらに3月末にはF1も開幕して、こちらも追いかけ始めた。にわかサッカーおじさん・F1おじさんの誕生である。
筆者が欧州サッカーの魅力に触れたのは2000年前後で、中田英寿選手がイタリアのセリアAで活躍していた頃だが、その後、サッカーの中継を映像で見る機会は減っていたため、現在までに14~5年のブランクがある。当時、日本で視聴のハードルが高く、観たかったスペインリーグを存分に観られるようになったのは嬉しい限りだ。
日本のDAZNでは、最終節も近い今シーズンについては欧州5大リーグ(イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)を配信しているが、ドイツのブンデスリーガについては、来シーズンから2年間は配信しない(スカパー!の独占放送になる)見込み。一方、DAZNはUEFAのチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)について、今後3年間の配信契約が発表されており、総合的にはかなり強化される。ブンデスリーガは日本人選手も比較的多いので、DAZNのユーザー的には残念だが、クラブチーム側も熱の入るCL/ELが観られるようになるのはかなり嬉しい。ちなみに今シーズンのCLの決勝については、フジテレテレビで生中継される見込みだ。
Jリーグについては開幕節から観戦を始めたものの、ひいきの名古屋グランパスが第3節から勝てず、最下位に沈みまくっているせいでいまいち熱が入らない(笑)。ただ、DAZNでは次節の見どころを紹介する特集番組や毎節の全ゴール集を配信しているので、こちらもかかさずチェックして調子の良いチームや選手を把握するようにしている。最近までは、日本代表の試合を観ていても「で、この選手はすごいの?」みたいな予備知識の無さに自分で失望していたが、Jリーグの動向を押さえられるようになったので、日本代表の試合はこれまでよりはるかに楽しめそうだ。
週末を中心に3~5試合はサッカー中継を観戦してしまうにわかサッカーおじさんになってしまった筆者。さらにDAZNではF1も配信されているので、こちらもガッツリと観てしまっている。予選はもとより、予選前のフリー走行から観るのだ。比較的ゆるい雰囲気のフリー走行の中継では、実況・解説者からドライバーの近況やチームやマシンの最新の状況がたっぷりと語られるため、レースの背景や予備知識を得るのに最適で、にわかF1おじさんにはありがたい。F1のチームはかつてと変わりすぎていて、今ひいきのチームというのはないのだが、そのぶんフラットに楽しめている。ホンダエンジンのチームを応援したいところだが、上位で活躍するのはもう少し先になりそうな雰囲気だ。
DAZNはマルチデバイス対応なので、PC、タブレット、スマートフォンで楽しめる。筆者は、PCの前にいる時間帯はPCで、寝る時間に近い場合は、ベッドの近くに置いたタブレットで視聴している。伊豆大島に旅行した際には、旅館の部屋で、スマートフォンを使ってグランパスの試合を観た。パケット消費の関係もあって外出先でスマートフォンで観るケースは限定的だが、生中継ではどうしても気になる、観ておきたい、という試合がある。「Mate 10 Pro」はビジネスユーザー向けということもあって、スピーカーの配置や音は少し弱点といえるが、スポーツ中継なら大きな問題にはならなさそうだ。
ちなみにDAZNはネットに特化して映像を配信しているからなのか、短い限定的な映像はTwitterやニュースサイトに投稿され誰でも視聴できるようにしている。例えばFCバルセロナなどの注目の一戦は、DAZNのTwitterアカウントからゴールシーンが短い動画で投稿され、誰でも観られるようにしている。DAZNの出自ともいえるニュースサイト「Goal.com」でもDAZNの映像の一部が埋め込まれ、再生されるようになっている。毎週スーパーゴールが繰り出されるトップチームの試合が生中継で観られるのは単純に嬉しく楽しい。筆者のように週末は寝るしかすることのなかった人にもDAZNはオススメだ(?)。