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国内キャリア機器投資は2019年度に約3800億円、半数がNTTグループ

主要キャリアのネットワーク投資戦略と通信インフラ市場 2020年版(2)

 株式会社MCAは、国内主要キャリア各社の設備投資に関する調査を実施し、その結果を「主要キャリアのネットワーク投資戦略と通信インフラ市場 2020年版」として取りまとめた。前回に引き続き、同資料をもとに、調査結果を取り上げてみたい。今回は、機器投資に焦点をあてる。

国内キャリア機器投資は2019年度に約3800億円、半数がNTTグループ

 国内キャリアにおける2019年度のネットワーク機器投資は3841億円と推定した。

 NTTドコモが900億円、KDDIは850億円、ソフトバンクが500億円と携帯電話事業を行う3社が全体の58.5%となる2250億円を投下している。また、NTTグループにおけるネットワーク機器投資は全体の半数となる1930億円を占める。

MCA

IT専門の調査・コンサルティング会社として、1993年に設立。「個別プロジェクトの受託」「調査レポート」「コンサルティング」などクオリティの高いサービス提供を行う。