スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り！」
無料フォント天国～♪ 作者様に激感謝ッ！
2018年7月11日 06:00
イイ感じの無料フォントを探索する
時々、イイ感じのフォントを探しまくる筆者です。画面表示やプリントに使う、コンピュータ用の文字セットですね。
以前は「あっこのフォントはイイ！」と思うと、まあだいたい有料だったりしましたが、最近は秀逸な無料フォントがとても多くて喜んでおります。素晴らしい時代。フォント天国。何はともあれ、無料フォントご提供者様に大感謝！ ですっ！
筆者が探す「イイ感じのフォント」は、だいたいまあ超個性的なフォント。WindowsやMacOSなど、今時のOSにはしっかり綺麗で使えるフォントが多々ありますので、ちょっとした業務ならそういったフォントで事足ります。でも、独特の魅力を持った個性的なフォントって、OSにはあまり入っていませんし、入っていても「ああアレね」的にメジャーになっていたり。ちょっとインパクトに欠ける感じ。
そこで超個性的でインパクトの強いフォントをネットで検索。非常に多くの無料＆個性派＆強印象のフォントが見つかります。てなわけで今回は、筆者が見つけた刺激のあるフォントをいくつかご紹介したいと思います。
「エセナパＪ」で中華な日本語文章を量産！
まずは「エセナパＪ（esenapaJ）」（公式ページ）。公式ページでは「中華フォント風表現ができるジョークフォント」と紹介されています。
Amazonとかで中国製のハードウェアを買うと、ミョーな日本語が印刷された説明書が添付されていたりします。日本語が微妙に奇妙で、たとえば「ご注意事項は、充電にボタソを押すのは必要です」「iPad Airは1.5回フル充電するできます」「いつでもお気軽にお问い合わせてください」とか。
そしてさらによ～く見ると「問い合わせ」が「问い合わせ」だったり、「ボタン」が「ボタソ」だったり。日本語の微妙さに加え、日本語文字も違っていて、なんかこう脱力しちゃいます。
エセナパＪは、そんな「間違った日本語」を自動的に再現してくれるというフォント。このフォントで書くと、どんな日本語でも「中華フォント風表現」になって愉快！ ……愉快？ ともかく、独特の脱力しちゃう感が味わえるというわけです。
昭和の未来が感じられる「ナイショ文字」
続いて「ナイショ文字」（公式ページ）。昭和世代の人たちにとっては馴染み深いかもしれない、20世紀における未来を感じさせるフォントです。今だと逆に新鮮でカッコイイですね！
不思議と過去を感じさせる「廻想体 ネクストB」
これもまた昭和っぽい……というか大正？ いやいや明治!? 筆者の印象ですが、なぜか不思議と過去の時代を連想させるフォントこと「廻想体 ネクストB」（公式ページ）。今すぐ即ツカエそうな、現代的でもあるフォントですね～♪
機械刻印文字がフォントに！
続いて「機械彫刻用標準書体フォント」（公式ページ）。詳しくは公式ページをご覧いただきたいと思いますが、機械で彫る工業用途の文字があり、それをデジタルフォントとしたものです。送電線とか鉄道とか、そういったインフラ付近の注意書きで見ることができる、昔からある文字。きっと記憶にある、味わい深いフォントです。
電光掲示板の文字～！ 「地方野球場フォント」
多くの方が目にしたことのある電光掲示板の文字を再現した「地方野球場電光掲示板フォント」（Vectorフォント紹介ページ）。ドット文字の表示には独特の良さがあります。
怖っ！ 何を書いても怖いホラーフォント×2種！
最後に、デジタルホラーコンテンツを制作している「暗黒工房」（公式ページ）によるフォント。「暗黒ゾン字」（Vectorフォント紹介ページ）と「怨霊フォント 2.0」（Vectorフォント紹介ページ）です。怨恨の念がこもったような恐ろしさ怖さが漂う、何を書いても狂気でヤバい感じになるフォントです！
てな感じの刺激的フォント各種。これらを使い、ぜひ一風変わった文字組や印刷を楽しんでみてください♪ 筆者はさらに刺激的なフォントを探索し、また面白いのを見つけたら鋭意ご紹介しますっ！
スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。