レビュー

ソフトバンク「AQUOS Xx3 mini」ミニレビュー(編集部石井)

自然と写真が上達するスマホ

 4.7インチディスプレイを採用するソフトバンクのシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS Xx3 mini」が2月3日、発売された。「ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「AQUOS Xx3 mini」をそれぞれの視点でご紹介しよう。

編集部・石井

 小型で丸みがかったボディは、縦持ちでは安定感がある。横持ちで写真を撮る機会が多いなら、落とさないようにストラップを付けておきたい。

 カメラはオートでも優秀。F値1.94のアウトカメラは、夜間も明るく写る一方、明るい場所で光を取り込み過ぎるようにも感じた。インカメラは画角が広く、明るい写り。パーティーで役立ちそうだ。

夜間もくっきりした色合いに。右側は一部を切り抜いたもの

 面白いのは、カメラ機能が「使っているうちに写真が上達する」作りになっていること。ベターな構図をアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」は、写真撮影の中級者でも参考になる。

 撮影機能の「おすすめプラス」では、「くっきり」「ふんわり」「逆光でも」といったモードが選べるが、「くっきり」や「ふんわり」なら“明瞭度”と“コントラスト”、「逆光でも」モードなら“ホワイトバランス”と“コントラスト”といったように、調整すべき機能をガイドするにようになっている。楽しんで使ううちに、自然とカメラを理解できる仕掛けだ。

フレーミングアドバイザー
おすすめプラス
オートモード。ふんわりとぼける
インカメラ。1/6秒と手持ちでは厳しいシャッタースピードだったが、顔も判別できるくらいには写る

 不満点を挙げるとするなら、内部ストレージ(16GB)にユーザーが利用できる領域が初期状態で8.76GBしかないことだ。写真の保存用にmicroSDカードを追加する必要があるだろう。

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