Androidゲームアプリランキング（4月3日～4月9日）

　「ウォーリー&Friends！」は、20代～30代の方なら一度は遊んだことがある人気絵本「ウォーリーをさがせ！」を原作とした新作スマホゲーム。入り乱れる人の群れから、ウォーリーを探すという遊び方に違いはないが、本作はスマホでより遊びやすくするために、昔のような見開きページではなく、エリアと人の数を絞ることで探しやすくしており、難易度は本に比べれば格段に簡単になっている。ウォーリー以外に巻物や人物を探すというやり込み要素も健在だが、いかんせん難易度が低すぎる気が……。昔の絵本であれば人と人の間に隙間などなかったし、巻物などは数ミリの隙間に隠されていたため、恐ろしく発見が難しかったが、その分見つけた時の喜びもひとしおだった。個人的にウォーリーをベースに使うのであれば、世界観や遊び方はもちろん、その恐ろしいまでの難易度の高さまで再現した方が、間口は狭くなるが、がっつり遊ぶユーザーが定着するのではないかと思う。ただ、ファンであれば久々に昔の思い出に浸れると思うので、一度はプレイしてみてほしい。

　「ドグマツルギー ouverture」は、フルボイスのライトノベルのようなアドベンチャーゲームだ。本作はプレイヤーの反応を今後の展開に盛り込む「ユーザーフィードバック」という試みを行っている。会話の合間にはタップイベントが挿入されるが、こちらはヒントになる演出がまったくないのでご注意。まれに発生する選択肢を間違えると即ゲームオーバーに繋がるので小まめにセーブするのも大切だぞ。古書店で手に入れた「ドグマツルギー」によって変わってしまった世界の結末とは？