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SIMフリースマホ、4割弱は大手キャリアのSIMカードで利用
(2016/4/26 16:13)
MM総研は、「SIMフリースマートフォンの購入実態・満足度調査」の結果を発表した。2015年12月に実施したユーザー調査に基づく分析で、回答者は1087人。
SIMロックフリーのスマートフォンで利用しているSIMの種類を聞いたところ、「MVNO」は54.0%だった。38.9%は、「大手キャリア」(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)で利用していると回答した。また、「海外のSIMカード」と回答したユーザーも1.9%いた。
回答者が購入したSIMロックフリーのスマートフォンの平均価格は、3万2418円となった。「わからない」と答えたユーザーを除いた価格帯別では2万5000円~3万円が12.4%と最も多く、3万円~3万5000円が11.2%と続き、3万円前後がボリュームゾーンとなっている。また、5万円未満で購入したユーザーが全体の81.9%を占めており、大手キャリアのスマートフォンと比較して低い価格で購入している傾向が見られた。
購入時に重視した項目について5段階評価で聞くと、「端末価格」が70.1%(「大変重視」と「やや重視」の合計)と最も重視されており、以下「画面サイズ」「LTE対応・通信速度」「端末の操作性・使いやすさ」「データ容量(ROM)」の順となった。
購入後の満足度について同様に聞くと、「画面サイズ」が56.8%(「大変満足」と「やや満足」の合計)で最も多く、「端末の操作性・使いやすさ」「LTE対応・通信速度」「ディスプレイ解像度」「端末価格」と続いた。総合満足度は、61.6%となった。