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Apple Watchの売れ行きはどうだった? シード社のウェアラブル市場レポート

 シード・プランニングは、2025年までの動向予測を含めた、グローバルでのウェアラブルデバイス市場に関するレポートを発表した。

 2013年から本格的に拡がりを見せ始めたウェアラブルデバイスは、2015年、Apple Watchの登場が大きな話題を呼んだ。しかし同レポートでは、期待ほど販売が伸びなかった、として、世界のウェアラブル市場は前年比150%増、約2800万台(8500億円規模)に留まった、とする。2015年~2017年にかけては年30%程度の成長率になると目されているが、2018年以降に技術的進化もあって次のステップに移ると期待され、2020年には1億4000万台規模(4兆4600億円)にまで膨れあがると予測する。

 現在から約10年後、2025年には、2014年の約14倍となる2億5300万台(6兆2100億円)という規模になると見られる。

 スマートウォッチやリストバンド型、グラス型をはじめ、最近では衣類型や皮膚に貼り付ける電子タトゥーなど、拡がりを見せつつあるウェアラブルデバイスだが、レポートでは機器の進化にあわせてプライバシー侵害などの課題をクリアする必要があるとの指摘も寄せられている。

関口 聖