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大手キャリアのユーザー、「月の通信量1GB」は1割だった
(2015/11/20 15:16)
MMD研究所(MMDLabo)は、スマートフォンを保有する20~59歳の男女900人を対象に実施した意識調査の結果を発表した。調査は11月13日~15日の期間、インターネット調査として実施された。回答者のうち、451人が大手キャリア(MNO)ユーザーで、449人は「格安SIM」(MVNO)ユーザー。
1カ月にどのくらいのデータ通信を使用しているか、ユーザーの記憶をもとに聞いた質問では、キャリアユーザは「分からない」が21.5%ともっとも多く、「2~3GB」(15.3%)、「1~2GB」(13.5%)、「1GB未満」(10.4%)と続いた。
格安SIMユーザーでは、上位から「2~3GB」(18.7%)、「1GB未満」(18.3%)、「3~4GB」(15.6%)という結果となった。「分からない」は10.5%だった。
【お詫びと訂正 2015/11/24 11:15】
初出時、上記「格安SIMユーザーのデータ使用量」の文中で、項目に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
メインで利用しているスマートフォンの端末価格はいくらか、ユーザーの記憶をもとに聞いた設問では、キャリアユーザーの13.5%、格安SIMユーザーの12.0%が「1万円未満」、キャリアユーザーの14.4%、格安SIMユーザーの6.2%が「分からない」と回答した。もっとも回答者が多かった価格帯は、キャリアユーザーでは「5万円~7万円」、格安SIMユーザーでは「1~3万円」。
5割のユーザーがスマホ契約前後で「ギャップ」
スマートフォンの契約前後で、認識や理解の違いがあったかを複数回答形式で聞いた設問では、キャリアユーザーの62.7%、格安SIMユーザーの59.2%が何らかのギャップがあったと回答した。
キャリアユーザーがギャップを感じた内容で多かった回答は「月々の利用料金が思ったより高かった」(39.9%)、「不要なオプションがついていた」(23.9%)、「契約したデータ通信プランが多すぎた」(9.5%)。格安SIMユーザーでは「契約したデータ通信プランが多すぎた」(18.5%)、「月々の利用料金が思ったより高かった」(18.3%)、「不要なオプションがついていた」(18.3%)。
直近で行ったスマートフォンの契約(新規契約、機種変更、プラン変更など)について、契約内容の理解度を聞いた設問では、キャリアユーザーの29.7%、格安SIMユーザーの14.3%が「できていなかった」と回答した。このうち「全く理解できていなかった」と回答したのはキャリアユーザーのうちの5.5%、格安SIMユーザーでは3.8%。