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4.7インチコンパクトのハイエンド「AQUOS Xx2 mini」
(2015/10/8 11:56)
シャープ製のAndroid 5.1搭載スマートフォンである「AQUOS Xx2 mini」は、4.7インチディスプレイを採用した、ソフトバンクの新機種。同時期に発表された「AQUOS Xx2」とほぼ同じ機能をサポートしつつ、コンパクトにまとめた。2016年1月中旬に発売される予定。
「AQUOS Xx2」と同じく、120Hz駆動のハイスピードIGZOディスプレイを採用。縦長のWebサイトをスクロールしていても文字が読みやすいなど。動きの速い場面などで威力を発揮する。ただし、常時120Hz駆動にしてしまうとバッテリーの消費が激しくなってしまうため、アプリによって駆動速度を切り替える制御を行っている。具体的には、Chromeなどのブラウザは120Hz駆動にしつつ、その他の動きの少ないアプリでは60Hz駆動に速度を落としている。
プリインストールアプリだけでなく、LINEなど、ユーザーの利用が多いアプリは、デフォルトで120Hz駆動になるような仕掛けが入れられているようだ。また、高速表示については、ユーザーが任意のアプリを設定することも可能。設定メニューのアプリ一覧で、チオン・オフの切り替えが可能になっている。
4.7インチとコンパクトサイズの端末だが、ディスプレイの解像度は1080×1920ドットのフルHDを採用。フラッグシップモデルのAQUOS Xx2よりも、ピクセル密度は高くなっている。
13.1メガピクセルのメインカメラは、リコーの「GR Certified」を得ており、画面のふちまでゆがみなく撮影できる。Xx2でサポートされているハイブリッドAFには非対応だが、光学式手ブレ補正はサポートする。動画撮影では210fps撮影や、フルワイドVGAサイズでの2100fpsスーパースロー撮影をサポートする。
端末下部にはイルミネーションが内蔵されており、「ヒカリエモーション」と呼ばれる。着信やエモパーと連動させることができるのが特徴だ。指紋センサーは非搭載。側面のセンサーで、持ち上げれば画面が点灯する「グリップマジック」が利用できる。
スペック的はAQUOS Xxに近く、外観のイメージもされているAQUOS Xx2 miniだが、素材はサイズに合わせて変更されている。背面パネルについてはアクリル製で、ガラスを採用しているAQUOS Xx2よりも軽くなっている。側面も金属ではなく、蒸着塗装を採用しているという。仕様面では、ストレージが16GBなのも、AQUOS Xx2との違い。ミッドレンジまではいかないが、フラッグシップよりはとこどろこでグレードを落としたハイエンドの商品といった位置づけとなる。