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VoLTEやLINEに対応、折りたたみ型の「かんたん携帯9」

 ソフトバンクは、シニア向けの機能や使い勝手が特徴で、新たにLTEやLINEに対応するシャープ製の折りたたみ型端末「かんたん携帯9」を2016年3月上旬に発売する。ソフトバンクから提供されるモデルで、Y!mobileブランドでは取り扱われない。価格や料金プランは未定。

かんたん携帯9(プラチナシルバー)

 「かんたん携帯9」は、見やすい表示、光るボタン、大型サブ液晶といった従来モデルの特徴を継承しながら、ソフトウェアプラットフォームをAndroidベースに変更し、新たにLTEや「LINE」アプリなどに対応した。

 音声通話ではVoLTEもサポートされ、3G HD Voiceや「くっきりトーク」と合わせて、クリアな通話を実現する。

 画面は3.4インチのqHDと、大型化・高解像度化したほか、大きな文字サイズも選べるようになっている。従来モデルから継承される特徴は、ショートカットダイヤル、十字キーメニュー、光るガイドボタン、防犯ブザー、大型で押しやすいキーなど。同時に発表された「AQUOS ケータイ」を元にしているが、先述の通り、ショートカットダイヤルや光るボタンや大型サブ液晶などシニア向けモデルとして仕立てられている。

 通信方式は下り最大150Mbpsの4G LTEのほか、3G、GSMをサポートする。バッテリー容量は1440mAh。メインカメラは800万画素。防水・防塵、ワンセグ、赤外線通信、GPSに対応。Wi-Fi、おサイフケータイ、Bluetoothには非対応。Androidベースではあるが、スマートフォンとしての要素は抑えられ、あくまでフィーチャーフォンとして開発された。

ワインレッド
ネイビー

 大きさは約51×113×17.6mm、重さは未定。LTEの対応周波数は900MHz(B8)、1.7GHz帯(B3)、2.1GHz帯(B1)でAXGPには非対応。3Gは900MHz帯、2.1GHz帯をサポート。購入から180日経過後であればSIMロックを解除できる。

太田 亮三