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「Xperia Z4 Tablet」Wi-Fi版が登場、7万6000円

 ソニーは、10インチディスプレイのAndroidタブレット「Xperia Z4 Tablet」を6月19日に発売する。既に携帯電話会社の夏モデルとして発表されているが、こちらはLTEなどモバイル通信は利用できず、Wi-Fiのみに対応する。オープンプライスだが、店頭価格は7万6000円程度(税抜)になる見込み。

 「Xperia Z4 Tablet」は、約10.1インチ、2560×1600ピクセルのディスプレイや約810万画素カメラを装備するAndroid 5.0タブレット。チップセットは、クアルコム製のSnapdragon 810(64bit対応、2GHz×4/1.5GHz×4のオクタコア)で、32GBのストレージ、3GBのメモリを搭載する。

 主な特長は、先に発表されたLTE版と同じ。別売りのキーボードを使うことで、ノートパソコンのように折りたたんで持ち運びでき、日本語入力では「F6」「F7」といったファンクションキーでカナ変換などが可能となっている。キーボードにはトラックパッドも装備。キーボード接続時は専用のランチャーが起動するほかWindowsのスタートメニューのようなメニューも用意され、パソコンのような使い勝手を実現する。その一方で、Androidならではのホームキーもキーボード上に配置され、Androidとしての使い勝手も配慮されている。

 大きさは約254×167×6.1mm、重さは約389gで、LTE版より4g軽い。ワンセグは非対応。デジタルノイズキャンセリング(別売りのイヤホンが必要)、MP3などの音源をアップコンバートする「DSEE HX」、NFC、MHL 3.0をサポートする。防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)性能も備える。

関口 聖