ニュース

AXNや時代劇などが加わる「NOTTVパック」、事前予約は6万弱

 mmbiが提供する、スマートフォン向け放送局の「NOTTV」で、新たなチャンネルを加えた「NOTTVパック」の試験放送が始まった。

 「NOTTVパック」は、オリジナル構成で従来から提供されている有料チャンネル「NOTTV1」「NOTTV2」に加えて、BSやCSで人気の「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」、「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」、「時代劇専門チャンネル」、「AXN 海外ドラマ」、「アニマックス」、「スカサカ!24時間サッカー専門チャンネル」が視聴できるサービス。利用料は月額635円(税抜)。

記念セレモニーに各社社長が集う。左から日本映画衛星放送の杉田社長、スカパー・エンターテイメントの田中社長、mmbiの眞藤社長、フジテレビの亀山社長、AXN ジャパンの滝山社長

 mmbi代表取締役社長の眞藤務氏は「NOTTVの仕掛け自体は良いもので、手応えのあるサービス。徐々にだが契約も増えている。これまでは、どちらかと言えば若い人向けに偏っていたところがあり、今回(時代劇チャンネルが加わり)裾野を広げるということになった」と説明。NOTTV非対応端末でも、ピクセラ製のドングル端末が発売済で、NOTTVパックにも対応する。この端末を利用すればiPhoneでも視聴できることから、積極的に推奨していきたいと意気込んだ。また2014年12月末時点では約170万契約に達しているNOTTVは、3月に入って「NOTTVパック」の事前予約受付を開始したところ、6万近い予約があったという。

 会場には、フジテレビジョン代表取締役社長の亀山千広氏、日本映画衛星放送代表取締役社長の杉田成道氏、AXN ジャパン代表取締役社長の滝山正夫氏、スカパー・エンターテイメント代表取締役社長の田中晃氏に出席し、「NOTTVパック」が大きな節目になることが示された。

関口 聖