ニュース

番組とスマホが連携する「NHK Hybridcast」、対応番組を拡大

 NHKは、2013年9月から提供している、放送とインターネット経由の情報を組み合わせて表示・運用する「NHK Hybridcast」の対応番組を拡大する。対応するテレビは、東芝、パナソニック、シャープ、三菱電機、ソニーの一部の機種。アプリと利用料は無料。

 NHK Hybridcastは、放送波の番組とネットの情報を組み合わせることで、テレビ上で様々なサービスを提供するシステム。専用アプリ「Hybridcastランチャー」をダウンロードしたスマートフォンやタブレットとテレビを、ホームネットワークで接続することで、Hybridcastのサービスが利用できる。たとえば、番組内のクイズコーナーに参加したり、教育番組の語学学習ができたり、NHKの番組をより深く楽しめることができるという。

 専用アプリ「Hybridcastランチャー」の対応OSは、Android 4.0以上。

 今秋から新たに始まる新番組、Eテレ「しごとの基礎英語」(月~木、22時50分~23時)、BS1「Biz+サンデー」(日曜、22時~22時50分)、BSプレミアム「世界ふれあい街歩き」(火曜、20時~20時59分)がHybridcastに対応となる。

Eテレ「しごとの基礎英語」では、台詞を文字を音声と共に復習できる
BS1「Biz+サンデー」では、タイムラインと早戻し機能を利用できる
BSプレミアム「世界ふれあい街歩き」では、ガイドブックのように楽しめるほか、スタッフが撮影したスナップショットなどが見られる

川崎 絵美