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スマホ片手に東京を探索する、謎解きツアーブック「消えた6人の謎」

 “リアル脱出ゲーム”などの、謎解き体験型イベントが人気を集めている。そんな中、インプレスグループで音楽関連の出版事業を手がけるリットーミュージックが、東京の街を舞台とした新感覚の体験型謎解きガイドブック「消えた6人の謎」を発売した。全国の書店やAmazon.co.jpで販売される。価格は1728円(税込)。

 「消えた6人の謎」は、本を持って東京都内の街を巡りながら謎解きゲームをする、新感覚の体験型謎解きガイドブック。ゲームは、謎解きの回答を専用のWebサイトに入力しながら行うため、本と合わせて、スマートフォンやタブレットが必要となる。

 本の読者が主人公の探偵となり、神保町・秋葉原・浅草・原宿・六本木の街で姿を消した6人の人物の足取りを追って捜査・謎解きを行う。最終的にたどり着いた秘密の街で、隠された宝石を見つけるという内容。舞台となる街にある建物や風景の中に、謎解きの手がかりとなるパズルや暗号が隠されているという。

 本書の謎解きのコンテンツは下記の通り。ゲームの想定所要時間は1エリアあたり1~2時間。全編クリアまでの想定所要日数は2~3日となる。

・CASE#1 神保町編~古書店アルバイト・神宿人見の場合
・CASE#2 秋葉原編~メイド喫茶店員・秋野ふたばの場合
・CASE#3 浅草編~人力車夫・仲見世源造の場合
・CASE#4 原宿編~雑誌カメラマン・竹下克史の場合
・CASE#5 六本木編~エンジニア・大井吾朗の場合
・CASE#6 お台場編~ピエロ・ムライの場合
・CASE#7 ××編(CASE#1~6 の謎が解けると明らかになる)

 リットーミュージックでは、「ギター・マガジン」や「サウンド&レコーディング・マガジン」をはじめとする音楽雑誌や、スコアブック、楽器教本など音楽分野に特化した出版事業をメインとしている。一部のタイトルで、美容・お笑い・カルチャーなどの出版物も手がけており、今回の謎解きブックは「NAZO-BOOKS」という謎解きブックシリーズの第1弾となる。

 同社の広報では「夏休みを利用して都内に遊びにくる方にも、ぜひ体験して楽しんで頂きたい」とコメントしている。

川崎 絵美